一宮西病院は、年末年始期間中も一部診療を行います

本日から年末年始の大型連休が始まりました。地域医療を担う一宮西病院では、連休中も下記の通り一部外来診療をいたします。

【2019-20年 年末年始の診療スケジュール】

●12月28日(土) ・・・ 通常診療(※1)
●12月29日(日) ・・・ 休診
●12月30日(月) ・・・ 休診
●12月31日(火) ・・・ 診療【9:00~12:00】(※2)
●1月1日(水) ・・・ 休診
●1月2日(木) ・・・ 休診
●1月3日(金) ・・・ 休診
●1月4日(土) ・・・ 通常診療
(※1)
●1月5日(日) ・・・ 休診
●1月6日(月) ・・・ 通常診療

◎救急外来は、年末年始も24時間体制で診察いたします。

(※1)本日は通常の土曜診療となります。午後の外来診察はありません。
(※2)外来診療を行うのは、次の診療科です。⇒ 
内科、消化器内科、内分泌内科、循環器内科、呼吸器内科、脳神経内科、外科、脳神経外科整形外科、耳鼻咽喉科泌尿器科、小児科、眼科、皮膚科、産婦人科(妊婦検診除く)

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一宮西病院は、●24時間365日、いつでもどんな怪我や病気も断らない ●最新の設備と高度な医療技術の提供 ●患者さま中心のきめ細かい医療サービスの実践…を基本方針に、地域のニーズに沿った、患者さん中心の医療を目指して参ります。

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について~④」 第12回(令和元年12月18日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について~④」 第12回(令和元年12月18日放送内容
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、寺村真範医師(一宮西病院循環器内科副部長)

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(小高)水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~心臓病について~』。日本人の死因の第2位の心臓病について専門の先生にお話を伺います。ゲストは一宮西病院・循環器内科副部長の寺村真範(てらむらまさのり)先生です。よろしくお願いします。

(寺村)よろしくお願いします。

(つボイ)よろしくお願いいたします。

(小高)このところ先生に心臓病について色々伺っておりますが、よくハートセンターという言葉がでてきます。今日はこのハートセンターについて改めてどんな組織か、その意義について詳しく教えてください。

(寺村)ハートセンターは主に僕の所属している循環器内科、心臓血管外科の二つで構成しているチームです。加えて看護師さん、薬剤師さん、理学療法士さんなどの心臓病の患者さんを治療するスタッフ全員のことを指しています。
これは、患者さんの治療方針が個々で変わるからです。僕は循環器内科でカテーテル治療を専門にしているので、例えば患者さんが紹介でこちらに来られて検査を受けても、診断結果をみるとカテーテル治療より心臓血管外科の先生が行う心臓の手術の方が良い場合もあります。ですので、患者さん一人ひとりの治療方針をチームの全員で相談して「一番適切な治療は何か」を検討して提示していく・・・そういう集まりです。

(小高)内科的治療と外科医治療っていうのがある中でその患者さんにふさわしい最適な治療的を総合的に考えて決めていくと。

(つボイ)心臓でも何でもこいよということですね。うちではちょっと・・・じゃなくて、内科的でも外科的でも・・・と。

(寺村)僕らは一人のスタッフだけで決めるのではなくて、スタッフ全員で患者さんのことをみていますので、一番適切な治療方法も提示させていただくということができます。

(小高)じゃあ、よくドラマである『○○科と○○科が対立して・・・』とか『これはうちの患者だ!!』とかは起こらない?

(寺村)ははは。そうですね。ハートセンターがあるので、そういうことがないように意見を出し合っています。

(つボイ)あなたが見たドラマはハートセンターのないドラマね。

(小高)そういうことですかね。実際の病院ではそういったことはないんでしょうね。

(つボイ)いや~本当ですね。患者さんにとっては心強いですよね。

(小高)逆に言うと、自分はどっちの科に行けばよいか分からないんだけどというときとかはさ、

(寺村)そうですね、とりあえず来ていただければと思います。

(小高)そういうことですよね。

(寺村)手術が必要だと紹介されて来られた患者さんでも、検査してみたら実は手術が必要なかったとか、これはまだお薬で様子見れるっていう方もいますし、その患者さんによって変わってきます。
僕はカテーテルが専門なのでやはりどうしてもカテーテルよりの考えになってしまうけれど、患者さんによっては違う治療法がいい場合もありますので、チームのみんなで相談して意見を出し合います。
また本当に悩ましい方もいらっしゃるので、その時は患者さんと相談してそれぞれのメリットデメリットを説明して患者さんに選択していただく場合もあります。

(小高)私のことで寺村先生が悩んでいるのはもの凄く嬉しいけど・・・じゃなくて、悩まれる状態はきっと難しい時だと思うので深刻ですよね。はい、思い直しました。

(つボイ)はは。そういったいろんな先生が一つのチームで治療にあたっているということですが、24時間体制でもあるんですよね?

(寺村)そうですね、うちの病院もそうです。

(小高)つボイさんが心筋梗塞のときは夜中だったんでしょ?

(つボイ)はい、夜中でした。まったなしでしたね・・・。マンション買う時なんかに『文教地区でそばに病院があります』というのが売りになっていますよね。なんか・・・本当にそうだ。緊急時に病院行けるというのはやはり良いマンションの立地条件だな。

(小高)やはりその辺を普段からチェックして考えておかないとね。

(つボイ)本当にね。

(小高)はい。今日もお話伺いました。ありがとうございました。一宮西病院の寺村真範先生でした。新生活フロッピー、『健康のつボ~心臓病について~』でした。

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愛知県にインフルエンザ警報発表!報道番組にて“マスク着用・手指衛生”の重要性を森医師が解説しました

先週19日(木)、愛知県にインフルエンザ警報が発令されたことを受け、一宮西病院・副院長 兼 感染対策委員長の森昭裕医師が、メ~テレ(名古屋テレビ)の報道番組「アップ!」にて、インフルエンザ対策として「マスク着用」や「手指衛生」について解説しました。

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【メディア出演】
●番組名(放送局):アップ!(名古屋テレビ放送
●放送日:令和元年12月19日(木)
●コーナータイトル:【注意】流行!【愛知県】インフルエンザ警報を発表
◎出演:一宮西病院 副院長・内科統括部長・感染対策委員長 森昭裕医師

インフルエンザの感染拡大の防止には「マスク」が有効です。「感染で1番多いのは、せきとかくしゃみをしたときに、唾液などが飛ぶこと。マスクをすることが1番大事(森医師)」。効果的なマスクのつけ方については「多くの場合マスクに針金があるので、針金を鼻の形にフィットさせる。あごの下までマスクをしっかりかけること(森医師)」。マスクと顔の間に隙間をあけず着用することが重要です。またマスク着用は、インフルエンザにかからないようにする予防の効果もあります。「ウイルスが触れた手を口元に持ってくる行為は、鼻や口にウイルスがくっつく。マスクで(口や鼻を)覆っていれば、(ウイルスの侵入を)物理的に防ぐことができるので、そういった意味では効果的だと思う」と、森医師はマスク着用の重要性を訴えました。

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マスクがないときに、くしゃみやせきを手で口を押えることもあるかと思いますが、感染拡大に繋がる可能性もあります。「せきをするときに覆うものは、基本的に何でもいい。ティッシュやハンカチでもいい。場合によっては、衣服で覆うのも、他人に移さないという意味では効果的だと思う(森医師)」。しかし、もしウイルスが手についてしまった場合は感染拡大の恐れがあります。森医師は「いろいろなところを触らずに、手を洗うべき」と、手指衛生の必要性も語りました。

◎この内容は以下リンク先でも閲覧いただけます。*期間限定公開ですのでご注意下さい。

 

YouTube<一宮西病院>チャンネル【脳卒中のお話】第7回『脳出血とは』

YouTube・一宮西病院チャンネルの<一宮西病院WEB医療講座>、【脳卒中のお話】第7回です。講師は一宮西病院・脳神経外科の伊藤圭佑医師です。

■一宮西病院WEB医療講座【脳卒中のお話】
■第7回「脳出血とは
■講師 / 一宮西病院・脳神経外科 医長 伊藤圭佑医師


ユーチューブ医療講座「脳卒中のお話」~第7回脳出血とは~

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について~④」 第11回(令和元年12月11日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について~④」 第11回(令和元年12月11日放送内容
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、寺村真範医師(一宮西病院循環器内科副部長)

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(小高)水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~心臓病について~』。日本人の死因の第2位の心臓病について専門の先生にお話を伺います。ゲストは一宮西病院・循環器内科副部長の寺村真範(てらむらまさのり)先生です。よろしくお願いします。

(寺村)よろしくお願いします。

(つボイ)よろしくお願いいたします。

(小高)先週はですね、心臓病の初期症状についてお話していただきました。

(つボイ)先生、やはり寒くなると心臓病というのは多いのでしょうか?

(寺村)寒くなると血管が収縮して血圧が上がる方も多いですし、風邪をひきやすかったりもします。そういうので心臓病になる方は多いですね。

(つボイ)じゃあやっぱり皆さんも気をつけないといけないですねぇ。

(小高)つボイさんの場合は近くに大きな病院があったので、奥さんに車を運転してもらって病院へ駆け込んだとのことですが、一般的にやはり救急車を呼んだほうがいいのですか?

(寺村)そうですね。特に心筋梗塞は時間との戦いといいますか、血管が詰まっていますので早く流さないと症状もとれないですし、詰まったまま置いておくとどんどん心臓の筋肉は壊死してしまうので、やはりできるだけ早く治療する方がいいです。

(つボイ)どのくらいがリミットとされてますでしょうか?

(寺村)一般的に、病院に着いてからカテーテルの治療で詰まっている血管を流すまでの時間を90分以内にした方がいいといわれています。

(小高)それってなるべく早くということで病院に行くと思いますが、病院側にも受け入れ体制がないと厳しいですね。

(つボイ)私の場合は自家用車で行きましたけど、行く先の病院がどんな状態かということは素人さんには分からないですよね。でも救急車ならそこで対応してくれるから・・・

(寺村)そうですね。救急隊は「この病院にはこの科があって、この医者がいて、この治療ができる体制が整っていて・・・」と分かっていると思うので、患者さんの表情をみてふさわしい病院へ連れて行ってくれるかと思います。

(つボイ)その辺、僕は運がよかったですね。行った病院で処理してもらえたのでよかったです。何が何でも受け入れてもらえるかなんて、わかりませんもんね。

(寺村)そうですね。病院によっては専門の医者がいない場合もありますので、うちでは難しいからと移ってもらうなんていう可能性もあったでしょうし・・・。

(小高)受け入れ態勢が整った病院に連れてってもらったらまず検査して治療ということになると思います。先週は初期症状の時にはどんな検査するのかを伺いましたが、つボイさんのような緊急で運び込まれた人にはどんな検査があるのですか?

(寺村)それも前回お話しした事と同じで、とりあえずまずは救急外来で心電図、レントゲン、心臓の超音波の検査や血液検査などをします。ただ心筋梗塞の多くの場合は、心電図のみで診断がつくので血液検査の結果を待つ前に、すぐ治療ができます。

(小高)私は不整脈なので、心電図を3分間撮ってたのですが・・・。それぞれ違うわけですよね。

(寺村)心筋梗塞の場合は、もうその瞬間に心電図を撮ればすぐに診断がつきますね。

(つボイ)僕の心電図の波形はどんな感じだったのだろう。

(小高)やはりすごいのですか?

(寺村)ははは。すごいというか、ある部分から波形がでますので・・・すごくはねあがる部分で症状が出るのでそれでも多くは診断がつきます。

(小高)そう聞いてると、私たちはとにかく早めに気づいて早めに検査に行く事が大事で、何か起こった時には一秒でも早く病院にかけこむことですね。

(つボイ)行く先の病院も見定めないとね。

(小高)そうですね~。大事なことですね。

(寺村)ある程度それなりに大きな総合病院であれば普通は循環器内科の医者がいますし、カテーテルも行っている施設が多いと思うので、そういうところであれば今言ったような病気にも対処できるところが多いんじゃないかなと思います。

(つボイ)ハートセンターというところのように、先生たちがチームで治療を行っているようなところは心強いですよ。

(小高)はい。ということで早めに動きましょう。一宮西病院の寺村真範先生でした。新生活フロッピー、『健康のつボ~心臓病について~』でした。

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YouTube<一宮西病院>チャンネル【脳卒中のお話】第6回『くも膜下出血の治療』

YouTube・一宮西病院チャンネルの<一宮西病院WEB医療講座>、【脳卒中のお話】第6回です。講師は一宮西病院・脳神経外科の伊藤圭佑医師です。

■一宮西病院WEB医療講座【脳卒中のお話】
■第6回「くも膜下出血の治療
■講師 / 一宮西病院・脳神経外科 医長 伊藤圭佑医師


ユーチューブ医療講座「脳卒中のお話」~第6回くも膜下出血の治療~

“抗がん剤治療の患者さんへニット帽をプレゼント” 本日の中日新聞で紹介されました

抗がん剤治療の副作用で脱毛された患者さんへ、ニット帽をプレゼントしよう!」。当院乳腺外科ドクターの呼びかけで、一宮西病院では2017年から院内編み物サークルが活動しています。そしてクリスマスのこの時期、化学療法室で治療を受けられている患者さんへのニット帽プレゼント企画を実施、20名のメンバーで約120種類のニット帽を製作しました。

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当院の取り組みにご賛同いただき、手芸糸・ニット糸の製造会社である後正産業株式会社(一宮市北方町)さまより、編み物用の毛糸をご提供いただいております。またこの取り組みが本日付の中日新聞尾張版)朝刊にて紹介されました。

【記事見出し】
ニット帽 善意のぬくもり
がん患者に 地元素材で職員手編みf:id:kyouryoukai:20191212102828j:plain

化学療法室でのニット帽プレゼントは12月25日(水)まで。患者さんや利用者さん、そしてそのご家族のために、私たちはこれからも地域との密接な連携を大切にし、チームワークで医療・福祉のサービスを提供して参ります。