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若手エース対談 “何でもできるから、一宮西を全国区に押し上げる”

寺村真範(循環器内科医長) × 伊藤圭佑(脳神経外科医長)

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新たな刺激を求めて一宮西へ

(寺村)若くしていろいろな職務を任されている伊藤先生とは一度じっくりお話ししたかったので、対談の機会をいただけてうれしいです。先生がそもそも一宮西に入職した理由は何だったんですか?

(伊藤)ありがとうございます。半年前に入職を決めたのは、仲間と一緒に組織を大きくしていける一宮西の環境に魅力を感じたからです。わたしの場合、初期研修医のころから若手が活躍できる環境に惹かれていたので、元々一宮西のような刺激のある場が好きなのかもしれません。寺村先生はいかがですか?

(寺村)わたしも新しいことに挑戦しようと思って、2015年に一宮西の循環器内科が、24時間365日、心臓救急を受け入れる体制をつくるなど、新チームとしてバージョンアップしようというときに誘われたんです。伊藤先生と同様、当時のわたしは刺激を求めていましたね。一宮西に入職する前は、大学病院や関連病院に約9年間いて、業務に慣れ始めていたものの、マンネリを感じる場面もあったんです。新しいことに挑戦したいという思いは、日増しに高まっていました。

(伊藤)なるほど。その点、循環器内科の立ち上げは、地域の方々からの期待も大きいでしょうし、やりがいを感じられそうですよね。地域で受けられなかった医療を提供できるようになれば、患者さんたちも喜んでくれますし、普通の診療とは違った魅力があるのだろうなと、他科から見ていても思います。

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目標は、一宮西を全国的な病院に

(寺村)そう言ってもらえると励みになります。おっしゃる通り、この地域において循環器内科を求める声は強い。せっかく立ち上げたのだから、5年以内には、「一宮西の循環器」と言えば愛知県内の誰もが知っているほどに盛り上げたいと考えています。将来的には、全国的にも知られるようにしていきたい。

(伊藤)ビジョンが具体的ですね。そのための課題は何でしょうか。

(寺村)一宮西は新しい病院ですから、まずは実績を積み上げることが大切だと思います。地域からの信頼度を高めていって、愛知県内で一番多く症例が集まるようにしなければいけません。そのためには、救急患者は絶対に断らず、確実に治療して良くなって帰ってもらう。あとは、日々アップデートされる治療方法を取り入れながら、得られた知見を学会などで外部発信していくことを心がけています。地道ではありますが、着実な方法だと思います。

(伊藤)実はわたしの直近の目標も、脳神経外科の対応症例数を地域で1位にすることなんです。症例が集まれば、受け入れられる研修医数も増えるはず。優秀な医師を輩出し、若手が「一宮西で学びたい」と集まる施設にしたいと思っています。

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臨床の道に進むなら民間病院で

(寺村)伊藤先生の下には、後期研修医が一人いますよね。いかがですか?

(伊藤)白坂先生ですね。彼は、他の市中病院で初期研修を受けているのですが、後期研修で大学に戻るか否か悩んだ末に、ここでの研修を決意してくれたんですよ。だから彼の育成には、強い責任を感じています。少なくとも、数年後にはわたしと同じレベルになってもらえるようにしないと。

(寺村)彼は先生の7歳下ですよね。けっこうスパルタ教育なのでは?(笑)

(伊藤)……厳しくし過ぎているかもしれません(笑)真面目で教えがいもありますし、期待もしているので。フォローは周りの優しい先生方にお任せしています。

(寺村)お気持ちは分かります。わたしも循環器内科で後期研修中の篠田先生には、すべて教えるつもりで指導しています。いずれわたしと同じ道をたどってくれて、一緒に仕事ができたら嬉しいのですが……(笑)優秀に育った研修医の先生方を次の世代が見て、「自分も一宮西で学びたい」と来てくれるようにしたいですね。幸い、一宮西には民間病院の強みを活かせる研修環境が整っていますし。

(伊藤)同感です。実際のところ、臨床医として早く一人前になるなら、民間病院の方が経験を積めていいと思います。脳神経外科の話になりますが、特殊な疾患を除いて脳卒中などは大学よりも圧倒的に市中病院の方が経験は積めますし。あくまで大学の外から見た印象ですが……。大学医局に10年近くいた寺村先生から見て、いかがですか?

(寺村)循環器内科も、臨床を極めるのなら民間病院の方が症例も多く、有利だと思います。医師は、予断を許さない状況でも冷静にチーム・オペレーションをして、適切に治療することが大事ですし、そのためにはどうしても場数が必要になりますよね。もちろん大学医局でも、症例数の多い関連病院に行くという選択肢はありますが、それなら民間病院に勤務するのと、さほど変わらないように思います。

(伊藤)なるほど。あと個人的には、市中にいたほうが治療法の進化に追い付きやすいのかなとも思います。たとえば、脳神経外科の血管内治療だと5年10年で治療法が劇的に変わるので、常に現場で触れておかないとキャッチアップできなくなる。仮に、後期研修で触れた後に、研究などに移って、また現場に戻って血管内治療を学び直していたら、後輩に教えるまでに40代50代になってしまいますから。

やる気のある若手にオススメしたい

(寺村)最後に、どういう方に一宮西への入職をおすすめしたいですか?

(伊藤)一宮西は、出身大学もバラバラですので、タイプの違う先生方が集まっていると思います。そうした多様性を大切にしてチームワークができる方だといいですね。

(寺村)確かに、いろいろな人がいるのは面白いですね。わたしは、若手でやる気のある先生に積極的に来てほしいです。一宮西には今、スタッフが集まってきていて、症例数も伸びています。雰囲気もすごく良くて、勢いもある。だから、若い先生が経験できることも多いと思いますし、わたしも全力で指導をしますから。

(伊藤)ぜひ来ていただきたいですね。

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