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熱き働き人 摂食・嚥下障害看護 認定看護師 西川明美(にしかわあけみ)

プロフェッショナル論~働く上でのこだわり~

看護師として働く上でのこだわりは、一言で言えば「前進」です。看護師は患者様の一番身近な場所で一番長く関わりを持てる職種です。その責務は、医師の診療の補助、健康の保持・増進、疾病の予防、苦痛の緩和、生活援助など多岐にわたり、多くのスキルが要求されます。当院の理念にもあるように、常に創意工夫し、自己研鑽に励まなければ看護師の責務は果たせません。とはいえ、世間では看護師の仕事は3K(きつい・汚い・危険)と呼ばれていたり、最近では「帰れない・規則が厳しい・化粧がのらない・薬に頼って生きている・婚期が遅い・給料が安い」が加わり9Kと呼ばれているそうです。簡単な仕事ではありません。時には悩んだり、立ち止まったり、後ろを振り返ることもありますが、後ずさりはしないように半歩でも「前進」することを心がけています。その先には患者様の笑顔があり、成長した自分や看護師としてのやりがい・誇りを感じられるからです。「前進」するためには自分の努力、周りの“支援”が必要だと思います。自分だけではなく、みんなで「前進」です!

明日への挑戦~自らに課している要求~

高齢化に負けない看護力を身につける!です。平成27年度版高齢社会白書によると平成27年10月現在、我が国の高齢者(65歳以上)が総人口に占める割合(高齢化率)は26.7%と過去最高となりました。認知症患者や要介護者の増加に伴い看護業務の負担や看護師のストレスは大きく、認知症や高齢者の特徴をよく理解した上での看護が必要だと感じています。摂食・嚥下障害看護認定看護師の立場で言えば、肺炎患者の多くは高齢者の誤嚥・窒息であることから、加齢による身体機能・嚥下機能の変化をよく理解しておかなければなりません。高齢者は複数の疾患を患っていることが多く、予備能力は低い。肺炎を発症すると重症化し、生命を脅かすことも多い。栄養療法による自己治癒力の強化も不可欠ですが、栄養投与ラインの選択には倫理的ジレンマを伴い、充分な話し合いと意思決定支援が必要です。このように「老年看護学」の視点から高齢者を多方面からアセスメントし、リスク管理を行い、効率よく安全に看護するための知識と技術を学び得ていきたいと思っています。

理想の病院~こういう病院にしたい~

「街と人が明るく健康でいられる」ように、患者様・利用者さま及び家族のために「職員の行動と意識の指針」を職員全員が遂行できる、そんな病院になって欲しいです。どの職種であれ、役職であれ、仕事への価値観はそれぞれ違うでしょう。プライベート、家族、報酬、趣味…一番ウェイトが高いのは何でしょうか。しかし、私たちは一宮西病院で働いている限り、当院の理念を無視することはできません。理念を達成するために役割を遂行することが義務です。仕事が一番と言っているのではなく、当院で働いている時は理念を達成するために、それぞれの役割を最大限にやりきることが義務であり、そのために必要なスキルは自己研鑽しなければならないと私は考えています。質の高い医療を提供できれば必ず患者満足度は上がり、社会的価値や一宮西病院の魅力は上がり、私たち職員の満足度も上がっていくのではないでしょうか。職員一人ひとりが毎日笑顔で働ける、そんな元気あふれる一宮西病院でありたいですね。

摂食・嚥下障害看護 認定看護師 西川 明美 (にしかわ あけみ)

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