医療従事者向けセミナー「尾張糖尿病チーム医療セミナー」が開催されました

2月23日(木)、尾張一宮駅前ビル「iビル」にて、医療従事者向けセミナー「尾張糖尿病チーム医療セミナー」が開催されました。

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【開催概要】

タイトル:尾張糖尿病チーム医療セミナー
日時:2017年2月23日(木)18:50~20:30
会場:尾張一宮駅前ビル・iビル 2階大会議室(愛知県一宮市
Session1:糖尿病劇場の作り方と療養指導への有用性
Session2:実践!糖尿病劇場
共催:尾張糖尿病チーム医療研究会・MSD株式会社

当院からも糖尿病サポートチームのスタッフが演者として参加、「糖尿病劇場」を実践しました。「糖尿病劇場」とは、“演劇を用いたワークショップ型医療者教育”で、2009年の日本糖尿病学会学術集会で行われたことで知られるようになりました。糖尿病患者さんとの効果的なコミュニケーション方法を学ぶ手法として注目を浴びています。日常の糖尿病指導の現場からありふれた1シーンを再現し、患者さんと医療者の「思いのずれ」を演じ、その後ワークショップを行います。この日演じた糖尿病サポートチームのスタッフは、2ヶ月以上前から準備に取り掛かり、自分たちでシナリオや小道具も作りました。実際に劇を演じたスタッフからは、「打ち合わせや練習を重ねる中で普段の臨床現場を振り返ることができ、コミュニケーションスキルの向上やより深いチーム力を得ることができたように感じる」という声もあがっていました。

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開会の辞ならびにSession1の座長を務めた一宮西病院の森昭裕副院長。

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医師を演じる当院スタッフと、その「心の声」を演じる伏見宣俊医師。

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登場人物の背景も細かく設定、診療場面の1シーンをリアルに再現。

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演じることで新たな発見も。価値あるセミナーになりました。