リハビリテーション科スタッフが一宮市主催「出前講座 教えて在宅療養」に参加しました

10月4日(木)、一宮市介護予防事業の一環である「出前講座 教えて在宅療養」に、講師という立場で、尾西記念病院リハビリテーション科の理学療法士の服部達典が参加しました。今回は、一般地域住民の方々に向けた在宅療養に関する講座が開催され、「自宅でリハビリを受けたいとき」とのタイトルで、ケアマネージャー、理学療法士訪問看護師の各立場から、講演いたしました。

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在宅療養を受けるにあたって、ケアマネージャーから介護保険サービスの紹介や申請方法、役割について話がありました。また、理学療法士からは実際の事例を基にした在宅リハビリの内容や職種の紹介などを行いました。訪問看護師からは訪問看護に関する簡単な紹介動画や、利用対象者の事例紹介の話がありました。

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講演の時間のみでなく実際に来場者の方々とお話しする機会が設けられておりました。来場者の方々は比較的に介護予防(運動の習慣)への意識が高く、リハビリとしてどんなことをすればよいのか、どんなことをしてくれるのか等の質問がありました。また、介護保険サービス以外の、地域サロンや貯筋体操等の活用や周知も今後重要であることが再認識できました。

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講師としての参加でしたが、参加者に理解していただくための講演の難しさと、一般の方々の介護予防への意識の高さを実感できる貴重な体験となりました。今後も専門職として地域に貢献できるよう、このような機会があれば積極的に参加していきたいと思います。

 

尾西記念病院 リハビリテーション理学療法士    服部達典