リハビリテーション科スタッフが一宮市主催「あんしん介護予防事業等担当者会」に参加しました

昨年12月17日(月)、一宮市介護予防事業の一環である「あんしん介護予防事業」に、専門職アドバイザーという立場で、当法人リハビリテーション科の理学療法士、元井正樹が参加しました。
今回は、地域包括支援センター職員に向けたケアプラン作成に関する勉強会が開催され、事業対象者への1事例について、ケアプランをもとにグループワークを行いました。

f:id:kyouryoukai:20190109173654j:plain

ケアプラン作成において、サービス中心のケアプランではなく、本人の意欲を引き出せ、楽しく継続できるようなケアプランを作成する為にはどうしたらよいのかを、様々な視点から意見交換し作り上げていきました。 

f:id:kyouryoukai:20190109173704j:plain

本人の意欲を引き出すために、アセスメントからより具体的なその人らしい長期・短期目標を立て、本人の興味・関心のあること、生活状況など様々な情報をもとにケアプランを作成することができました。また、介護保険サービス以外の、地域サロンや貯筋体操など様々な地域資源の活用や周知も重要であることが再認識できました。さらに、サービスではない家族の協力が重要である事も再認識することが出来ました。

f:id:kyouryoukai:20190109173712j:plain

アドバイザーとしての参加でしたが、本人の意欲を引き出し、楽しく継続できるケアプラン作成の難しさと、重要性を実感できる貴重な体験となりました。
今後も専門職として地域に貢献できるよう、このような機会があれば積極的に参加していきたいと思います。

 

尾西記念病院リハビリテーション科 理学療法士 元井正樹