一宮西病院の在宅療養支援へ向けた取り組みが、医療系雑誌「地域連携入退院と在宅支援2017/7・8月号」に特集記事として紹介されました。
【特集記事見出し】
多職種の「専門力」を最大限に発揮できる退院調整会議の進め方
チームで取り組む顔が見える関係から地域医療を目指して
患者が安心・安全に在宅療養を継続するための退院前カンファレンスの実践
地域における医療の現状と当院の役割
尾張西部医療圏の現況と将来の見通し
在宅医療介護連携推進事業の現状
当院の退院支援体制
退院支援・調整の手順
患者が安心・安全に在宅療養を継続するための退院前カンファレンスの実際
法人内,法人外,他機関との連携・協働の実際
現状の課題と将来の展望
一宮西病院では、患者さまが退院後も住み慣れた地域で安心・安全に生活できるよう、医療・介護・福祉の切れ目のない在宅療養支援を行うために、退院前カンファレンスを実施しています(2016年度実施件数は123件)。退院前カンファレンスには、患者さま・ご家族さま、病院からは医師・病棟看護師・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーが、そして在宅支援者からは、かかりつけ医・訪問看護師・ケアマネージャー・サービス提供事業者などが参加します。急性期医療の現場では、患者さまの生活に視点をあてた療養計画や看護計画が必要となってきます。また今後は、医療ソーシャルワーカーがほかの病院スタッフ、在宅支援者と「顔の見える連携」を図り、それぞれの立場や視点を学び、理解する機会となる「在宅支援者・病院スタッフとの他職種連携研修会」を計画する予定です。