夏休みを利用した中学生による職場体験が行われました

去る8月1日(木)と2日(金)、一宮市立奥中学校2年の生徒さん5名(女子4名、男子1名)が職場体験で来院してくれました。「よろしくお願いします!」と、とても元気な挨拶が印象的でした。

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休憩を挟みながらも、2日間の体験プログラムは濃密です。

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リハビリ室では医療用ロボットスーツHALを実際に装着し、歩行訓練を体験してもらいました。HALは、脳から筋肉に送られる微弱な電気信号を検出してロボットのパワーユニットを駆動させることが出来る、身体機能を改善するロボットです。

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救急外来では救急医の指導の下、『体外式除細動器』を使った心肺蘇生訓練を実施。また生徒さんからの事前質問が予想以上に多かったため、急遽『救急医への質問コーナー』も設けました。救急の第一線で活躍する救急医が、生徒達のまっすぐで且つ素朴な疑問に、丁寧に答えていました。その後、当院職員も受講している一次救命処置(BLS)講習も受講してもらいました。

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その他、一般の方はなかなか見ることの出来ない手術室やカテーテル室、産婦人科病棟などの見学も行いました。

今回のこの体験をきっかけに、生徒さんたちが将来「医療の道」に進んでくれるのであれば、とても嬉しく思います。