今月18日(火)、一宮市介護予防事業の一環である「あんしん介護予防事業」に、専門職アドバイザーという立場で、当法人リハビリテーション科の理学療法士の森田啓介が参加しました。
今回は、地域包括支援センター職員に向けたケアプラン作成に関する勉強会が開催され、要支援、事業対象者の2つの事例について、ケアプランをもとにグループワークを行いました。
ケアプラン作成において、介護保険サービス中心のケアプランではなく、本人の意欲を引き出せるようなケアプランを作成する為にはどうしたらよいのかを、様々な視点から意見交換し作り上げていきました。
本人の意欲を引き出すためには、アセスメントから、より具体的なその人らしい短期・長期目標を立てることが必要であり、本人の興味・関心のあること、生活状況など様々な情報をもとにケアプランを作成することができました。また、介護保険サービス以外の、地域サロンや貯筋体操など様々な地域資源の活用や周知も重要であることが再認識できました。
アドバイザーとしての参加でしたが、本人の意欲を引き出すためのケアプラン作成の難しさと、重要性を実感できる貴重な体験となりました。今後も専門職として地域に貢献できるよう、このような機会があれば積極的に参加していきたいと思います。