CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第3回(令和5年1月25日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第3(令和5年1月25日放送内容)
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、竹下正文医師(一宮西病院副院長 呼吸器内科部長)

(小高)「健康のつボ~肺がんについて~」。日本人の死因第1位の「がん」の中でも、死亡者数が一番多い「肺がん」について、一宮西病院副院長 呼吸器内科部長 竹下正文(たけしたまさふみ)先生に教えていただきます

(つボイ)呼吸器にはいろいろな病気があることをお聞きしました。

小高)間質性肺炎「慢性閉塞性肺疾」などは、放っておくと大変なことにもなって、普段からかかりつけ医で健康管理しておくことの重要性についても教えて頂きました。

さぁ、今日からは先生のご専門である「肺がん」についてお聞きしています。冒頭にもあったように、やはり「肺がん」は怖い病気です。まずは、肺がんの現状からお聞きしていきます。

小高)竹下先生です。

 

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(竹下)肺っていう器官についてなんですけど、肺というのは口から入った空気は気管を通って、左右の気管支に分かれて、その後20回以上分岐して「肺胞」という酸素と二酸化炭素の交換をする場所にたどりつくんですね。肺がんっていうのは気管・気管支・肺胞の正常な細胞が何らかの原因でがん化したもの。原因っていうのは、遺伝子の変化とかタバコとかそういう刺激もあるんですけど、そういったもので悪くなったものを「肺がん」というんですね。

(小高)気管・気管支・肺胞それぞれの場所にできるんですか?

(竹下)そうですね。どこの場所にもできる可能性があって、気管・気管支にできると息苦しさが出たりするし、肺胞ってなるとだんだん末梢に行くんですね。どこにできても肺がんと言われます。

(小高)なんか、危険度順位みたなのはあるんですか?

(竹下)どこに出来ても肺がんは肺がんなんですけど、気管っていうのは中枢測になるんで、ここにできてしまうと窒息してしまうんですね。そういった意味で緊急性があるのは気管にできるほうなんですけど。でもやっぱり「悪性」というところで言うと、気管にできても気管支にできても肺にできても肺がんは肺がんなんですね。肺の末梢というって肺の端のほうにできるちっちゃい肺がんというのは、なかなか症状が出づらいので発見が遅れたりってことはあります。

(小高)この肺がんっていうのは、がんの中でも死亡者数が多いんですよね。それはさっき言ってたように発見が遅れがちってことですか?

(竹下)そういったところもあるんですよね。肺がんの患者数は男女合わせてすべての中で第3位と言われて、日本でも年間大体11万2千人くらいがかかっているんですね。この11万2千人っていうのは、1時間に13人肺がんが発生してるってことになるんですよね。

(つボイ)そう考えると怖いですね~。

(小高)患者数も第3位だけど、死亡者数はさらに1位って、、、ものすごく多いってことですよね。

(竹下)そうですね、発生する罹患率は3位なんですけど、亡くなる方は全部のがんの中で第1位。年間大体7万7千人の方が亡くなっているということで、さっきの例えでいうと1時間に9人が肺がんで亡くなっているということなんですね。

(小高)肺がんも最初は咳とか、そういった症状が出てくるんですか?

(竹下)そうですね、肺がんもどこにできるかで症状も変わってくるんですが、やっぱり咳とか痰とか、気管支が狭くなってくるとゼーゼーいうとか、肺がんもちっちゃいうちは症状が出ないんですが、外側に浸潤(しんじゅん)すると痛みが出るとか、血液交じりの痰が出るとかそういう症状があるんですけど、症状が出ていると、もう進行してしまっていることが多いですね。

(つボイ)でも、がんてどのがんもそうですよね。症状が出たときにはもう「えぇっ!」という状況ですよね。

(小高)ねぇ~、咳とか痰とかちょっとゼーゼーぐらいだと、風邪ひいたかなって自分をだましだましで、ほんとにしんどいなとか痛いとか血が出たっ!ってことになるまで放っておいちゃうってところもありますよね。

(竹下)そうですね、それがやっぱり早期に発見できない原因になってくるんですね。肺がんの特融の症状ではなくて、呼吸器全般の症状に似ているところもあるのかなって思いますね。

(つボイ)この咳は肺がんの咳ですねとか、この咳は気管支炎の咳ですねとかわるもんですか?

(竹下)わかんないんですよね~。だから長く続く症状に注意するということが必要かなって思います。

(小高)患者数が多いとか死亡者数が多いとか言いましたが、でもこれは早期発見できれば治りますかね...?

(竹下)そうですね、早い段階で見つければ根治が期待できます。早い段階で見つけるということが常に大事かなって思います。

(小高)治療法なんかもやっぱり進歩しているんですか?

(竹下)がんの中でも肺がんの治療は本当に進歩していて、手術にしてもだし、放射線のやり方に関してもだし、自分の専門としている肺のお薬の治療に関しても一番進歩しているのが肺がんで、それによって治療が伸びてきているのが肺がんです。

(つボイ)うちの身内も肺がんになりまして、でも今は元気になってますから、たしかにそうかなって思います!

(小高)では、わたしたち患者にできることは早く見つける!ってことですね。

 

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(つボイ)治療法は進歩を遂げているだけに、重要なのは早期発見ということになりますね。

(小高)はい!来週は、その「早期発見」についてお聞きしていきます。そしてこのコーナーでは、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいております。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生に教えていただきます。

(つボイ)質問、お待ちしていますよ!!

(小高)『健康のつボ~肺がんについて~』でした。 

 

●第1回

●第2回

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CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第2回(令和5年1月18日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第2(令和5年1月18日放送内容)
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、竹下正文医師(一宮西病院副院長 呼吸器内科部長)

(小高)「健康のつボ~肺がんについて~」。日本人の死因第1位の「がん」の中でも、死亡者数が一番多い「肺がん」について、一宮西病院副院長 呼吸器内科部長 竹下正文(たけしたまさふみ)先生に教えていただきます。竹下先生、シリーズ2度目のご登場です。

(つボイ)竹下先生、、、コーナー、2度目の登場ですが、お話がわかりやすい…!

小高)そうなんですよね~。いつもニコニコしてくださって、安心感が抜群です!(笑)先週は、覚えきれないくらいたくさんある呼吸器の病気について教えていただきましたが、今日はその中から、特に注意したい2つの病気を中心にお話をうかがいます。

小高)竹下先生です。

 

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(竹下)ひとつ目は「間質性肺疾患」ですね。間質って何かって言いますと、「肺」って気管から気管支とどんどん分岐していって、最終的にぶどうの房のようになっている、3億個ほどあると言われている「肺胞」で酸素と二酸化炭素のガス交換が行われます。その肺胞と肺胞の間が「間質」と呼ばれるものなんです。そこで炎症が起こると、壁がどんどん厚くなっていって、いわゆる線維化というんですけれども、ガスの交換がうまくできなくなっていくんです。その結果、息苦しい等の症状が出てくるという。

(つボイ)もう聞いてるだけで息苦しい感じですわ。

(竹下)そうかもしれないですね(笑)

(小高)先生、先週は間質性肺炎の原因は200ぐらいあるって仰ってたかなと思うんですが。

(竹下)そうなんです。お薬で起こったりもするし、膠原病という、リウマチとかで起こる場合もあるし、本当たくさんの病気があるんですけど、その中でも原因が分からないものがあって、「特発性間質性肺炎」と呼ばれるものです。

(小高)えぇっ、原因が分からない!?

(つボイ)嫌だわ~、、、!

(竹下)これがまた難しくて、経過がバラバラなんです。ほとんど変わらない人、徐々に悪くなる人、急にドーンと悪くなる人がいて、急性増悪といって一気に悪くなると半数は亡くなってしまう。

(つボイ)まぁ~!怖いですね!

(小高)原因がわかる方に関しては、、、。

(竹下)急性増悪はそちら(原因がわかる方)でもあるんですけど、頻度としては特発性よりは少ないと言われています。

(つボイ)これ、いい治療なんてものはあるんですか?

(竹下)はい。「間質性肺炎」に関しても治療はどんどん進歩していってまして。線維化を抑える薬、抗線維化薬が開発されて、現場でも使われるようになってきてはいますね。

(小高)なるほど~。初期症状としてはどんなものがあるんですか?

(竹下)やはり動いた後の息苦しさとか、乾いた咳(せき)=乾性咳嗽(かんせいがいそ※せきやたんを伴わない乾いたせき)が続いたりですとか、というのが初期の症状ですね。

(小高)怖いですね~!じゃあ、乾いた咳が続くとか、何かいつもとちがう異変を感じたら近くのお医者さんに。

(竹下)そうですね、お近くのお医者さんへ。あとは「慢性閉塞性肺疾患COPD」と呼ばれるもので、これもいわゆるタバコが原因なので、肺の生活習慣病なんですよね。世界で言うと死亡原因の第3位です。

(つボイ)ほぉ~!

(小高)結構たくさんの方が…。

(竹下)日本もですね、調査をされた時は40歳以上の8.6%(=約530万人ほど)が「慢性閉塞性肺疾患COPD」なんじゃないかと言われているんですが、その中でも治療されてる方は17万人ほどなので。もうこれは氷山の一角ですよね。

(つボイ)ほぉ~!

(竹下)危険因子は、今言ったようにタバコなんですよね。タバコが原因の90%ほどだと言われていて、病態としてはタバコを吸い続けると気管支肺胞と言われるところが慢性的に炎症を起こして、気管支が狭くなったり、肺胞の壁が破壊されて酸素を取り込みにくくなって、息苦しさを感じるようになったり、日常生活に支障がでてきたりします。最終的には在宅酸素って言って、家にいながら酸素を必要とする生活になられる方もいます。

(小高)私達が「あれっ?」と思う症状ってどんなものがありますか?

(竹下)そうですね、やはり咳(せき)とか、息苦しさとか、あと痰(たん)が出ますね。気管支壁の炎症とか起こると分泌物が増えて、痰(たん)が出ます。

(つボイ)そうしますと我々は近くのお医者さんへ行けばいいんでしょうか?

(竹下)そうですね。そういった時にやはり通常フォローしてくれる先生がいてくれるとよいと思いいますので「かかりつけ医」の先生がいらっしゃるといいですね。「かかりつけ医」というのは身近で本当に何でも相談できて頼りになるお医者さんを持つというのがとても大切で。「かかりつけ医」のメリットとしては、病気の予防ですとか、病気の早期発見し治療につなげるですとか、専門医への紹介していただけるですとか、日頃の皆さんの健康状態をしっかり管理していただくというお医者さんがいらっしゃると、症状も早く見つけてもらえるので「安心」ですね。

 

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(小高)はい。間質性肺疾患の中でも「特発性間質性肺炎」、怖いですねぇ。そう!先日、CBCテレビで放送中の「Get Ready!」を見てたら、その週のテーマが、なんと余命6ヶ月と宣告された「特発性間質性肺炎」の患者を救うというもの。あのドラマの中の患者さんを助けた手術法はドラマならではなんでしょうか?実際どうなんです?って竹下先生に聞けばよかったなと(笑)

(つボイ)確かに~。

(小高)特発性間質性肺炎が、軽い咳(せき)だと思っている間に進行し死に至るという、とても怖い病気だというのはよくわかりましたね~。

(つボイ)そうした病気の進行を見逃さないためにも、普段の自分を知っていてくれる「かかりつけ医」の存在。仮面かぶってなくてもいいですよ(笑)そういった存在は大切だということですね~。

(小高)大切です!さて来週からは、竹下先生の専門である「肺がん」についてお聞きしていきます。そしてこのコーナーでは、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいております。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生に教えていただきます。

(小高)聞きたいところとかありますか?最近気になってるところとか。

(つボイ)質問、お待ちしていますよ!!

(小高)『健康のつボ~肺がんについて~』でした。 

 

●第1回

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CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第1回(令和5年1月11日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第1(令和5年1月11日放送内容)
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、竹下正文医師(一宮西病院副院長 呼吸器内科部長)

(小高)今日から日からこのコーナーは「健康のつボ~肺がんについて~」。日本人の死因第1位の「がん」の中でも、死亡者数が一番多い「肺がん」について、一宮西病院副院長 呼吸器内科部長 竹下正文(たけしたまさふみ)先生に教えていただきます。竹下先生、シリーズ2度目のご登場です。

(つボイ)「がん」はもちろんですが、新型コロナウイルス下による生活も丸3年になって、呼吸器系の病気は気になるところです。

小高)そこで今回は、肺がんを中心にいろいろな呼吸器の病気について教えていただき、合わせて「かかりつけ医」を持つことの大切さなども教えていただきます。初回の今日は、呼吸器の病気について、基本的なことを教えていただきます。

小高)竹下先生です。

 

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(竹下)呼吸器の病気って、本当にたくさんの病気があるんです。ひとつの臓器でこんな
にたくさんの病気があるということに興味があって、呼吸器内科医になったんです。

(小高)そうだったんですね。まず、代表的なものですと何がありますでしょうか?

(竹下)やはり「感染性疾患」ですね。風邪とかインフルエンザとか想像されると思うんですけど、これらは上気道("鼻"から"のど"(※声帯より上まで) の気道)の病気なので呼吸器疾患ではないんです。呼吸器疾患って「声帯より下」なんです。一番多いのは「肺炎」ですね。この「肺炎」が死因の5位に位置していますので、現在も多くの方が肺炎で亡くなられているような状況です。

(つボイ)ほぉ~。カナダは進んでたってことなんですね。

(竹下)あと結核ですね。結核も年間1万2千人程が罹患されていて、まだまだ過去の病気ではないです。「結核」って人から人へうつる性質があるので、そういう感染性のところも注意が必要ですけど、治療すればちゃんと良くなるのが「結核」ですね。

(小高)なるほど~。

(竹下)最近よく言われるのはやはり「新型コロナウイルス感染症」ですね。これも最初のアルファやデルタの時はよく肺炎を起こしていたので、これもウイルス性肺炎ということなんですけど。最近の株になってくると肺炎の数は少なくなってきたんですが、まだまだ注意が必要ですね。

(小高)そうなんですね。

(竹下)あともう1つ、感染性という意味ですと「カビ」ですね。

(つボイ)カビ!?

(小高)カビ---???

(竹下)カンジダ」とか「アスペルギルス」と言いまして、そういうカビがあるんです。免疫が下がったり、高齢者になってくると肺に棲みついて---肺を破壊したり。このような「真菌感染」の感染性疾患の中でいうと気を付けなければいけない病気の1つです。

(つボイ)ありがとうございます。(笑)

(小高)外から肺に取り込んで、呼吸器にカビが付いちゃう、、、ということですか?

(竹下)そうですそうです!肺に棲みついちゃうんですね。本当に侵襲性が強いと肺を破壊して空洞を作っちゃったりする病気です。

(小高)怖いですね~!

(つボイ)ねぇ~。

(竹下)感染性疾患以外ですと「アレルギー性疾患」ですね。皆さん聞いたことのある喘息(ぜんそくなどです。

(小高)喘息(ぜんそく)持ちの友人、多いです。

(竹下)喘息(ぜんそく)も、治療することでちゃんとコントロールできる病気で、年々死亡率も減少しまして、年間死亡者数も1000人ほどまでに減少しました。

(つボイ)ほぉ~。

(竹下)それ以外には「腫瘍性疾患」です。僕がずっと専門にしてた「肺がん」ですね。

(つボイ)病名を聞いても、知ってる病名ばかり出てきますね!いかに僕らの生活の中でポピュラーな存在なのかという---身の回りでもかかる方多いですし、

(竹下)代表的なので言いますと「閉塞性肺疾患」ですね。気管支とかが狭窄(きょうさく=せまくなく)ことで起こるCOPD慢性閉塞性肺疾患)」や「肺気腫(有害物質を長期に吸入することで、肺の組織が壊れた状態のこと)」---いわゆる「タバコ」などが原因で起こる病気、こういう疾患も多いです。お薬も吸入治療などで実施しており、病気のコントロールは可能です。

(小高)私の知人が最近「肺気胸」になった人がいるんですが、

(竹下)あれは「胸膜疾患」になります。肺って2つの膜で包まれていて、内側の膜と外側の膜があるんですけど、それが破れちゃう病気が「気胸」です。若くやせ型の身長が高い方で起こりやすい「自然気胸」もありますし、肺気腫が進行して気胸を起こしやすい状況になったりもします。

(竹下)1つ大事なのが「間質性肺炎」と言いまして。

(小高)間質性肺炎」?

(つボイ)ふんふん。

(竹下)肺が固くなってくる病気なんです。

(つボイ)えぇっ!

(竹下)「肺炎」って言っても普通にばい菌で起こる肺炎とは違って、肺がどんどんどんどん固まって、膨らみにくくなる病気なんです。

(つボイ)それ原因は何なんですか?

(竹下)それなんです、、、200種類くらいあるんです、、、

(つボイ)200!

(竹下)これも難治性の疾患です。

(小高)じゃあその200種類ほどある原因の中から、これかな…?これかな…?って特定していかなきゃいけないわけですか?

(竹下)そうです。診療の中で、何かな?っていうのを見つけながら進めていきます。原因によってそれぞれ治療法も異なりますし。そういったことを毎日診療しています。

 

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(つボイ)いやぁ、一口に呼吸器の病気といっても、たくさんの種類がありましたね。しかも、聞いてもほとんど知っているものばかり。身近な病気が多い!

(小高)そうですね~、ひとつの臓器でこんなに病気の種類があるのに興味があって、呼吸器内科のお医者さんになったって竹下先生仰ってましたもんね。その竹下先生にに来週もお話をうかがっていきます。

(小高)そしてこのコーナーでは、いろいろな病気について専門家の先生に解説していただいております。みなさんもテーマとして取り上げてほしい病気や症状などがありましたら、このコーナーまでお寄せください。専門の先生に教えていただきます。

(小高)聞きたいところとかありますか?最近気になってるところとか。

(つボイ)質問お待ちいたしております!

(小高)『健康のつボ~肺がんについて~』でした。 

令和4年12月16日 一宮西病院・市民公開講座を開催しました

令和4年12月16日(金) 市民公開講座を開催致しました。
【第1部】肺がんの病気のお話~予防から治療まで~/一宮西病院 副院長 兼 呼吸器内科部長 竹下正文医師

【第2部】そこが知りたい!在宅医療/ 五藤医院 院長 五藤大貴医師

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ご登壇いただきました2名の先生方、貴重なお話をお聞かせ下さりありがとうございました。

 

一宮西病院 呼吸器内科

五藤医院

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一宮市100周年市民チャレンジ事業「タオル帽子贈呈式」ケーブルテレビICC「街ネタプラス」放映

一宮市100周年 市民チャレンジ事業の一環として、抗がん剤治療を行っている女性患者さまのために一宮市市民団体であるSUNNYサポートチーム&Team Apop(アポピ)SUNNYサポートチーム代表の南玖美さまより、手作りのタオル帽子を贈呈いただく贈呈式を一宮西病院にて行いました。

一宮西病院・乳腺内分泌外科の鈴木瞳医師、及び鈴木医師が主治医を務める患者さまがご出席、SUNNYサポートチーム代表の南玖美さまよりタオル帽子 総数40枚 を直接受け取られ、その様子をICCチャンネル街ネタプラスにて放映されます。

「SUNNYサポートチーム」は、一宮市100周年チャレンジ事業「闘病で脱毛する女性に届けたい100枚のタオル帽子」に参画している、一宮の市民団体です。抗がん剤治療を行っている患者さまが、自宅で使えるケアアイテムとして活用いただける「タオル帽子」を100枚作り、その一部を市内の病院に寄贈する…という目的で、令和3年4月から活動を行っています。

このたび目標の100枚が完成したことを受け、「SUNNYサポートチーム」さまよりご連絡を賜り、当院に通院される患者さまへ寄贈いただける運びとなりました。

「タオル帽子」の制作は、元々名古屋のコミュニティチーム「Apop(アポピ)」さまが2008年から行なっており、本事業は「SUNNYサポートチーム&Team Apop」のコラボで実現しました。タオル帽子は一針ひと針想いを込め、手縫いにこだわって制作いただきました。

抗がん剤治療を行っている女性患者さまのために、心を込めて…

制作されたお1人お1人のあたたかな手書きメッセージ付きです。

 

****放送された動画データはこちら!****
■ケーブルテレビ アイ・シー・シー 11/15(火)放送分より1週間YouTubeにて公開

■いちのみや市民情報サイト NPO SUNNYサポートチーム

www.138npo.org

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について~」 第13回(令和4年9月28日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について~」 第13回(令和4年9月28日放送内容)
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、澤﨑優医師(一宮西病院  ハートセンターセンター長  心臓血管外科部長  弁膜症センター長)

(小高)水曜日のこの時間は健康のつボ~心臓病について~』。適切な治療を行わなければ死にも直結する心臓病について、専門の先生にお話をうかがっています。一宮西病院 ハートセンターセンター長  心臓血管外科部長  弁膜症センター長の澤﨑優(さわざき まさる先生です。

(小高)このシリーズ今日が最終回ということなんですね。

(つボイ)心臓病いろいろ教えて頂いて、いろんな病気がありますが、特に心臓弁膜症は年齢とともに症状が現れるということで、超高齢社会である現在は患者数も増えてきており、私も該当者ということでございます。

(小高)最終回の今日は、不整脈」、「心房細動と弁膜症の関係」についてうかがっていきます。澤﨑先生です。

 

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(澤﨑)心房細動」には心房細動単独で起こるものと、主に「僧房弁膜症に合併して起こるもの」があります。心房細動で一番困るのは、左心房の中の左心耳(さしんじ)という部屋があるんですが、耳のようにへこんでいるためそこに血栓が溜まりやすいんです。

(つボイ)ほぉ~。へこんでるから。

(澤﨑)溜まっててもいんだけども、血栓が飛ぶと困るんですが、どこへ飛ぶと困りますか?

(つボイ)脳?

(澤﨑)そうです。脳梗塞になります。心臓原性の脳梗塞血栓のサイズが大きいので詰まった範囲が大きくなります。

(つボイ)なるほど。

(澤﨑)だから重症になりますし、下手すれば命取りになります。

(つボイ)先生これはレントゲンで見えるんですか?

(澤﨑)わかりません。逆にもう一つ簡単な検査があるんですが、なんだと思います?

(小高)心電図!

(澤﨑)ピンポン(笑)

(小高)心房細動っていうのは心臓に異常な電気が走って、震えるような状態ってことなんですよね?だから、心電図に出るんですよね。

(澤﨑)えらい!(笑弁膜症に関係のない孤立性の心房細動の場合はまずお薬で治療します。でもだんだん効かなくなるんです。すると、これも10~15年くらい前から心房細動の悪い電気の出どころがだんだんわかってきたんです。「肺静脈」なんです。ら左心房に静脈が入るんですが、その場所に原因があるんです。肺静脈を治療すると心臓は元の調律を取り戻す。そして、最近出てきたのが、左の肋骨の間を少し切って肺静脈を心臓から隔離してしまう、というやり方です。左心耳というものを電気や高周波で焼いて道具で挟んで切っちゃうんです。

(小高)さっきの耳みたいなとこ。

(澤﨑)そうです。左心耳をとると血栓が溜まらなくなるんです。心房細動であっても脳梗塞の心配がなくなります。

(つボイ)すごい。

(澤﨑)それに対しまして、弁膜症に伴う心房細動、これにはコックスという先生のメイズ手術(※メイズ=日本語で迷路。)です。心臓を迷路のように切るんです。みんなが思い思いに切っちゃ困るんですけど。これはですからコックス先生の方法で切ると、心房細動は7~8割治るんです。弁膜症を元とした心房細動普通の心房細動より治りにくい。でも治るんです!

(つボイ)ほぉ~!

(小高)でも迷路のように・・・ってことは、難しいんじゃないですか?

(澤﨑)難しいです。ですので色んな方法が考え出されて、という方法をとります。凍結凝固法で心筋を切らずに心臓の筋肉を壊死させるんです。

(小高)凍傷ですか?