11月7日より『一宮西病院・糖尿病週間』各種イベントを開催します

11月14日は世界糖尿病デーです。一宮西病院では11月8日(木)から21日(水)を“糖尿病週間”とし、期間中様々な企画を開催いたします。

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■糖尿病ポスター展示
【日時】11月8日(木)~21日(水)
【場所】一宮西病院内・1階ホスピタルストリート
◎診療時間内であればいつでもご覧頂けます。

■糖尿病《健康》教室
【日時】11月8日(木) 午前10時~午後2時
【場所】一宮西病院・3階大会議室
【申込】一宮西病院・1階ブロック受付
◎先着申込順となります ◎参加無料 ◎先着10名

■糖尿病《運動》教室
【日時】11月10日(土) 午後2時~午後4時
【場所】一宮西病院・3階大会議室
【申込】一宮西病院・1階ブロック受付
◎先着申込順となります ◎参加無料 ◎先着20名

■市民公開講座
【日時】11月14日(水)午後2時~午後4時
【場所】一宮西病院・3階大会議室
【テーマ①】なぜなおらない糖尿病 その理由と対策とは
(講師)伏見 宣俊(一宮西病院 内分泌・糖尿病内科 副部長)
【テーマ②】糖尿病とともに生きる ~明日のために今日から続けられること~
(講師)森川 遥奈(一宮西病院 看護師・糖尿病療養指導士)
◎先着申込順となります ◎参加無料 ◎先着100名

■糖尿病《料理》教室
【日時】11月16日(金) 午前10時~午後1時30分
【場所】東邦ガス一宮営業所
【申込】一宮西病院・1階ブロック受付
◎申込締切:10月31日(水) ◎参加費600円 ◎先着24名

■糖尿病つどい
【日時】11月21日(水) 午後1時~午後2時
【場所】一宮西病院・1階外来待合
◎申込不要 ◎参加無料

また、7月~9月末にかけて募集しておりました「糖尿病川柳」は、当院スタッフによる審査を行い最優秀賞1点・優秀賞3点を選定します。優秀作品は11月14日の市民公開講座にて表彰を行い、記念品を進展します。
優秀作品は糖尿病週間中に院内に句とペンネームを掲示いたします。
たくさんのご応募、ありがとうございました。

皆さまのご参加、ご来院をお待ちしております。

乳がんを考えるイベント「ピンクリボン愛フェス2018 in 一宮西病院」が開催されました

本日、乳がん検診啓発のためのファミリーイベント『ピンクリボン愛フェス2018』が一宮西病院で開催されました。

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輝く女性のための市民サークル「チアフル・ママ」、オレンジリボンライダー・ピンクリボンライダー達を主宰する「ORR社会貢献センター」、乳がん治療に注力する「一宮西病院」、そしてたくさんの協賛企業が連携して実施するこのイベントは今年で3回目となります。CBCテレビ中日新聞、その他各種メディアでの事前告知もあってか、荒天にもかかわらず昨年を上回る約1000名の方に来場いただきました。地元ケーブルテレビ・ICCチャンネルの取材カメラも来場し、開場から大きな賑わいを見せました。

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一宮西病院の堤医師と、チアフル・ママ代表の江崎あずみさんの掛け合いによるクイズ形式の医療講演、ピンクリボンアドバイザーの平松美紀さんによる乳がん自己検診ミニ講座でも、多くの聴講者が耳を傾けていました。講演のほか、オレンジリボンライダー・ピンクリボンライダーたちによるクイズ、体験無料のプチ整体や手形アート、リフレクソロジーなどのチアフル・ママブース、バルーンアートのステージや各協賛企業ブースも、多くの方で賑わいました。お馴染みとなった子ども限定の「お菓子まき」も、例年以上の賑わいを見せました。

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ピンクリボン愛フェス』をひとつのきっかけとし、地域の皆さんに乳がんの正しい知識、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を知っていただくことができたのではないかと思います。一宮西病院はこれからも、地域との密接な連携を通じ、様々な医療情報の発信・啓発活動に注力して参ります!

乳がんを考えるイベント「ピンクリボン愛フェス2018 in 一宮西病院」を開催します

乳がん検診啓発のためのファミリーイベント『ピンクリボン愛フェス2018』を、9月30日(日)10時より、一宮西病院で開催します。

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一宮市を中心に活動する、輝く女性のための市民サークル「チアフル・ママ」、子供たちの味方“オレンジリボンライダー”を主宰する「NPO法人ORR社会貢献センター」、そして乳腺専門医2名が在籍し乳がん治療に注力する「一宮西病院」が連携を図って実現したこのイベントは、今年で3回目の開催となります。

各メディアの注目も高く、CBCテレビゴゴスマ」内情報コーナー「ゴゴぷれ」(9月17日・月オンエア)、中日新聞尾張版(9月29日・土掲載)等でも紹介されています。

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◎9月30日(日)の「ピンクリボン愛フェス2018」は予定通り開催いたしますが、台風24号が東海地区に接近する非常に危険な状況でもございます。まずはご自身の安全の確保を優先してください。イベント内容は一部予定を変更する場合もございます。ご了承くださいませ。

愛知県推進事業「就職活動応援セミナー」に、当院スタッフが演者として招聘されました

今月20()星城大学(愛知県東海市)で行われた学生向けのキャリアセミナーに、一宮西病院リハビリテーション科・吉田寛子氏がゲストスピーカーとして登壇しました。

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セミナーは愛知県が行う「女性の活躍キャリア推進事業」の一環として開催されました。これから就職する女子学生に向けて、“結婚や出産などのライフイベントを迎えてもいきいきと働き続けていこう”というキャリア形成の支援が目的です。吉田氏は「いきいきと働くロールモデル」として、ファシリテーターの市川麻波さん(キャリアコンサルタント)、同じくゲストスピーカーの松下あゆみさん(春日井製菓)とトークセッションを行い、自身の『職場を選んだきっかけ』や『子育てとの両立』についてメッセージを送りました。セミナーには女子学生はもちろん男子学生も多く参加しており、講師らの言葉に真剣に耳を傾けていました。

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杏嶺会では職種問わず、多くの女性スタッフが活躍しています。これからも「街と人が明るく健康でいられますように」という理念の下、男女の区別なく、全職員が一丸となってより良い地域医療を目指して参ります。

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」 第3回(平成30年9月20日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」第3回(平成30年9月20日放送内容) 
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、宮嵜章宏医師(一宮西病院 ストロークチーム・脳神経外科部長) 

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(小高)毎週この時間は「健康のつボ」です。ここのところは日本人の死因の第4位となっている「脳卒中」、脳の病気について伺っております。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。よろしくお願いいたします。

(宮嵜)よろしくお願いいたします。

(小高)脳卒中のお話を伺っておりますが、「脳卒中」というのは脳の病気をまとめた言葉で、また1つ1つ病気が分かれているんですよね?まず今日は「脳梗塞」から教えていただきたいのですが、つボイさんがかかったのは心筋梗塞でしたよね?今回は「脳梗塞」。同じ“梗塞”という言葉ですね。

(宮嵜)そうですね。心臓の血管が詰まる病気が「心筋梗塞」ですけれども、脳の血管が詰まる病気が「脳梗塞」と呼ばれています。

(つボイ)ということは・・・心筋梗塞を起こした人は脳梗塞も気をつけなければいけない、ということですか?

(宮嵜)もちろん気をつけなければならないのは確かです。

(つボイ)あっちゃ―――!!

(宮嵜)脳梗塞にも必ずかかるというわけではありませんが。

(つボイ)脳卒中全体のうち、脳梗塞はどのくらいの割合なんですか?

(宮嵜)脳卒中全体の中でいうと、脳梗塞が1番多くて、だいたい7割くらいです。

(小高)そうなんですね。脳梗塞の場合は、どんな治療法があるんですか?

(宮嵜)脳の血管が詰まった病気なので、血栓を溶かすようなお薬、または場合によっては脳の血栓を回収して取ってしまう手術、もしくは内服薬で治療していきます。

(つボイ)血栓とは、具体的にどういうものなんですか?

(宮嵜)いろんなところから血栓が発生するんですけれども、脳梗塞でも3つのタイプがありまして、もともと細い毛細血管が詰まるタイプと、首の血管に血栓ができてそれが脳まで運ばれて詰まるタイプと、心臓でできた血栓が脳まで運ばれて詰まるタイプがあります。

(つボイ)それやわ・・・。では私みたいに心臓の血管が詰まったことがある人は、脳にも詰まりやすいんですか?

(宮嵜)実は、心筋梗塞をされた人は首のプラークが破綻(破裂)する方が多いんです。そして、心臓に血栓が出来た方は、むしろ心房細動という不整脈をお持ちの方が多いです。

(小高)それ私!!

(つボイ)みんな何かしら関連してくるやん!

(小高)先生、脳梗塞の症状ってどんなものがあるんですか?

(つボイ)聞いておかなきゃいかんね!

(宮嵜)症状は血管が詰まった瞬間に突然起こるのが特徴で、脳は右と左に分かれているので半身の手足の麻痺、もしくは感覚障害・ろれつが回らなくなる・言葉がでない・突然歩けなくなるなどです。最悪の場合、意識がなくなることもあります。

(つボイ)意識がなくなるまでにも、ろれつが回らないとかや歩けなくなるとか、そういう症状を覚えておいたほうが良いですね。

(宮嵜)そうですね。それらが突然起こるのが特徴です。

(小高)たしか脳梗塞ってすぐに手術をしないとダメって聞いたんですが・・・。

(宮嵜)はい。脳の血管が詰まると、数分で脳細胞がだんだん死滅していきますので。

(つボイ)そんなに早いんですか、脳細胞の死滅する速度は!?

(宮嵜)脳というのは血流に左右されますので、血管が詰まった瞬間に脳細胞は死に始めます。だから1分でも早く病院に来ていただく必要があります。

(つボイ)僕は心筋梗塞をやったときに、「詰まったら心臓の筋肉が壊死していきますよ」といわれました。でも脳の細胞の方が死滅するの早いな、心臓の細胞より。

(小高)一宮西病院の隣に住んでいる人はいいねぇ・・・。

(つボイ)本当やなぁ・・・。きっとあの辺りに建つマンションは高いよ、病院の隣ということで。

(小高)本当に私たちも聞きたいことがいっぱいですので、来週も「脳梗塞」について伺ってきたいと思います。先生どうぞよろしくお願いいたします。

(つボイ)よろしくお願いいたします

(宮嵜)よろしくお願いいたします

(小高)一宮西病院の宮嵜章宏先生でした。「健康のつボ~脳卒中について~」でした。

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◎関連記事はこちら

◎第1回の放送内容はこちら

◎第2回の放送内容はこちら

一宮西病院ハートセンター長・菊地医師を講師に、心臓疾患をテーマにした市民公開講座を開催しました

本日、津島市文化会館におきまして、一宮西病院・市民公開講座を開催しました。日本人の死因の第2位である「心臓の病気」について、一宮西病院ハートセンター・センター長であり、心臓血管外科・統括部長の菊地慶太医師が解説しました。

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【開催概要】
テーマ:狭心症心筋梗塞の話  ~予防から治療まで徹底解説!~
日時:平成30年9月25日(火)
場所:津島市文化会館(津島市藤浪町)
講師:菊地慶太(一宮西病院ハートセンター・センター長 兼 心臓血管外科・統括部長)

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菊地医師による市民公開講座は、10月以降も一宮市(尾張一宮駅前ビル・iビル)、岐阜市(岐阜国際会議場)、稲沢市(稲沢勤労福祉会館)で開催を予定しております。※詳細は当ブログ、院内ポスター等で告知する予定です。

これからも一宮西病院は地域への啓発活動に積極的に取り組んで参ります。ぜひご参加ください。

リハビリテーション科スタッフが一宮市主催「あんしん介護予防事業等担当者会」に参加しました

今月18日(火)、一宮市介護予防事業の一環である「あんしん介護予防事業」に、専門職アドバイザーという立場で、当法人リハビリテーション科の理学療法士の森田啓介が参加しました。
今回は、地域包括支援センター職員に向けたケアプラン作成に関する勉強会が開催され、要支援、事業対象者の2つの事例について、ケアプランをもとにグループワークを行いました。

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ケアプラン作成において、介護保険サービス中心のケアプランではなく、本人の意欲を引き出せるようなケアプランを作成する為にはどうしたらよいのかを、様々な視点から意見交換し作り上げていきました。

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本人の意欲を引き出すためには、アセスメントから、より具体的なその人らしい短期・長期目標を立てることが必要であり、本人の興味・関心のあること、生活状況など様々な情報をもとにケアプランを作成することができました。また、介護保険サービス以外の、地域サロンや貯筋体操など様々な地域資源の活用や周知も重要であることが再認識できました。

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アドバイザーとしての参加でしたが、本人の意欲を引き出すためのケアプラン作成の難しさと、重要性を実感できる貴重な体験となりました。今後も専門職として地域に貢献できるよう、このような機会があれば積極的に参加していきたいと思います。

 

尾西記念病院 リハビリテーション科 理学療法士 森田啓介