森昭裕医師が、名古屋テレビ(メ~テレ)の報道番組「アップ!」「ドデスカ!」に出演しました

名古屋テレビの夕方の報道番組「アップ!」および朝の情報番組「ドデスカ!」に、一宮西病院・副院長、一宮西病院・感染対策委員会委員長の森昭裕医師が出演しました。

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番組①:アップ!
放送日:令和元年11月7日(木)15:46~
放送局:名古屋テレビ放送
タイトル:インフル“予防接種”ポイントは?今から流行前に予防接種を!インフル対策

番組②:ドデスカ!
放送日:令和元年11月8日(金)6:00~
放送局:名古屋テレビ放送
タイトル:本格流行前にインフル予防!今から流行前に予防接種を!インフル対策

◎このニュース映像は「Yahoo!ニュース」でも閲覧いただけます。

森医師は、インフルエンザワクチン接種のタイミングや回数、また普段の生活での予防法などについて語りました。一般的に、接種してから抗体ができるまでには2週間以上かかると言われており、また接種から5ヶ月までは効果があるとも言われています。インフルエンザが流行する前に、お近くの医療機関で予防接種を実施されることをおすすめします。

YouTube<一宮西病院>チャンネル【脳卒中のお話】第1回『脳卒中とは』

YouTube・一宮西病院チャンネルの<一宮西病院WEB医療講座>、今週からは【脳卒中のお話】です。現在、脳卒中は日本人の死亡原因の第3位、年間約30万人が新たに脳卒中を発症しています。脳卒中の様々な症状や治療、原因や予防法までを、一宮西病院・脳神経外科の伊藤圭佑医師が解説します!

■一宮西病院WEB医療講座【脳卒中のお話】
■第1回「脳卒中とは
■講師 / 一宮西病院・脳神経外科 医長 伊藤圭佑医師


ユーチューブ医療講座「脳卒中のお話」~第1回脳卒中とは~

◎当コンテンツは毎週末にUPします。ご期待下さい。

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について④~」 第5回(令和元年10月30日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について④~」 第5回(令和元年10月30日放送内容
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、寺村真範医師(一宮西病院循環器内科副部長)

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(小高)水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~心臓病について~』。日本人の死因の第2位の心臓病について専門の先生にお話を伺っていきます。ゲストは一宮西病院・循環器内科副部長の寺村真範(てらむらまさのり)先生です。よろしくお願いします。

(寺村)よろしくお願いします。

(つボイ)よろしくお願いします。

(小高)さぁ先週は、心臓病の中でも「血管が詰まっていく」といった種類の病気は『狭心症』と『心筋梗塞』があり、この二つがどう違うかをお聞きしました。今日は、この『狭心症』と『心筋梗塞』のそれぞれの治療法について教えていただけますか?まずは、『狭心症』からお願いします。

(寺村)狭心症』はですね、大きく分けると三つの治療法があって、一つは「お薬の治療」ですね。血管を広げるようなお薬であったりとか、血をサラサラにするお薬であったり、コレステロールを下げるようなお薬であったり。そういう「お薬の治療」があります。

二つ目は、心臓の「カテーテル治療」です。狭心症は血管が狭くなっていますから、“カテーテル”という細いチューブを手首や足の付け根から心臓へ通して、狭くなっている血管を風船で広げたりだとか、“ステント”という金属の筒を入れて血管を広げる治療をします。これが「カテーテル治療」といいます。

三つ目は、冠動脈のバイパス手術といわれる、全身麻酔での「開胸手術」ですね。狭心症は血管が狭くなり、血流が悪くなっています。そのため、胸を開けて、悪くなっているところを介するような血管(胸の裏を走っている動脈や、手首の動脈、足の静脈など)を使って、血管を介するような道を作ってあげるという手術です。大きく分けるとこの三つが治療法です。

(つボイ)今、聞いているだけでも三番目が一番大変な治療法ですね。

(寺村)そうですね。単純に患者さんの体の負担だけでいうと「開胸する手術」ですから、負担が少し大きいということになりますけど、ただ、それぞれメリットとデメリットがありますので。
例えば「カテーテル治療」では、状況的にどうしても難しいということはありますよね。その場合には、バイパス手術(「開胸手術」)を受けてもらうということもあります。

(小高)狭くなり具合によって、お薬にしたりカテーテルにしたりということですか?

(寺村)そうですね。狭くなり具合とか、それによって出る症状の違いとか、あとは狭くなっている場所によってどういう治療法にするのかっていうのを決めます。

(つボイ)なるほどねえ。

(小高)では、今度は『心筋梗塞』の治療法についてお願いします。

(寺村)心筋梗塞の場合はですね、基本的には「カテーテル治療」です。血管が詰まってしまい、その痛みが取れませんし、詰まったまま放っておくと助からない、という方が多いので・・・

(つボイ)狭心症』より緊急を要するということですね。

(寺村)そうですね。バイパス手術をする場合もありますが、やはり今おっしゃったように早く治療することが大事なので、できるだけ早く詰まっているところを流さなければいけないと。そこで、一番早く治療できるのが「カテーテル治療」なのです。

(小高)先生は、そのカテーテルの治療を主に専門にしていらっしゃるんですか?

(寺村)はい、専門にしております。

(小高)カテーテルの治療というのも、何種類かあるのですか?

(寺村)そうですね、風船で膨らますというのが基本的な方法ですが、風船だけだと一度広げても、またすぐに詰まったり狭くなる可能性もありますので、多くの方は“ステント”という金属の筒を血管の中に入れて広げるという治療をします。

(小高)つボイさんもカテーテルだったんですか?

(つボイ)そう、カテーテル

(小高)カテーテルのどんな手術だったんですか?

(つボイ)鼠蹊部(そけいぶ)からカテーテルを入れて、ステントを入れましたですよ~。

(小高)なんかこう、いろんなステントなんかも日々変化している?

(寺村)そうですね。いろんな種類があるんですけど、昔に比べるとステントの性能がすごく良くなってきてます。

(つボイ)先生、私なんか10年も前ですけども。10年と今だったら・・・またちがうの?

(寺村)ちがいます。

(つボイ)こう・・・古いタイプ?旧式?伝統を重んじる人ですから、私は。

(小高)なんかちょっと・・・流行としてはどうですか?

(つボイ)流行でやってるわけじゃないから。

(小高)そうだね、流行じゃないね。

(つボイ)で、どんなところが進歩してるんですか?

(寺村)例えば、ステントの金属が薄くなっていて曲がりに強くなっていたりとか、入れたステントがまた詰まる、ということが少なくなっているっていうのが今の新しいステントですね。

(つボイ)なんでも進歩ですねぇ。

(小高)ということで、今日はいろんな治療法について伺いました。ありがとうございました。一宮西病院の寺村真範先生でした。リスナーの皆さんも心臓病や脳卒中を中心に、健康に関する質問やメッセージをこのコーナーまでお寄せください。コーナーの中でご紹介していきます。新生活フロッピー、『健康のつボ~心臓病について~』でした。

 

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YouTube<一宮西病院>チャンネル【乳がんのお話】最終回『患者さん同士のつながり』

毎年10月は、乳がん検診を推進する「ピンクリボン月間」です。YouTube<一宮西病院>チャンネルでは、ピンクリボン月間に合わせて【乳がんのお話】を展開しています。講師は一宮西病院・乳腺外科、乳腺専門医の鈴木瞳医師です。

■一宮西病院WEB医療講座【乳がんのお話】
■第6回(最終回)「患者さん同士のつながり」
■講師 / 一宮西病院・乳腺外科(乳腺専門医) 鈴木瞳医師


ユーチューブ医療講座「乳がんのお話」~第6回患者さん同士のつながり~

◎来週からは「脳卒中」をテーマにお送りします!ご期待下さい。

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について④~」 第4回(令和元年10月23日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について④~」第4回(令和元年10月23放送内容) 
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、寺村真範医師(一宮西病院循環器内科副部長)

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(小高)水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~心臓病について~』。日本人の死因の第2位の心臓病について専門の先生にお話を伺っていきます。ゲストは一宮西病院・循環器内科副部長の寺村真範(てらむらまさのり)先生です。よろしくお願いします。

(寺村)よろしくお願いします。

(つボイ)よろしくお願いします。

(小高)このコーナーも何回もやっておりまして、私たちも随分と心臓病について詳しくなってまいりました。心臓病と一口に言っても色んなタイプの病気に分かれますね。まずは『血管が詰まる系』。これが「狭心症」や、つボイさんがかかった「心筋梗塞」です。そして動脈に瘤ができるのが「動脈瘤」、心臓の弁の部分に異常があるのが「弁膜症」ということでした。

(つボイ)うん!覚えた!あんた(小高さん)がかかったのは何だった?

(小高)私は不整脈です。心臓の電気回路に不具合が出てくる病気でしたね。今日は心臓病の中でも『血管が詰まる系』の「狭心症」と「心筋梗塞」について詳しく伺います。先生、どっちも詰まる病気ですがどう違うんですか?

(寺村)まず心臓の表面を冠動脈という血管が走っているのですが、その冠動脈の中にコレステロールの塊とか油カスが溜まって、血液の通り道が狭くなるのが「狭心症」という病気で、狭いだけじゃなくて完全に詰まってしまうような状態が「心筋梗塞」と言われています。

(小高)なるほど。水道管にゴミが詰まってゴボゴボいっているような状態が「狭心症」ですね。

(寺村)はい。ある程度は隙間があって少しは流れている状態が狭心症。それが完全に詰まってしまうのが心筋梗塞です。

(小高)そうすると、狭心症心筋梗塞の前段階と捉えて良いんですか?

(寺村)そういう風に捉えることもできます。ただ、似ているようで違うと言いますか、狭心症の場合は狭くなっていてもある程度は血液は流れているので、症状が一時的と言いますか、典型的な症状は歩いたり階段を登ったり走ったり、体を動かしたりした時に胸がキュっと締め付けられるように苦しくなります。ただ、狭心症の場合は休んでいると症状がある程度治まってきて持続時間はそこまで長くありません。5分とか10分とかが多く、30分もないことがほとんどです。

(小高)でも15分くらいで治まっちゃうなら、日常生活の中では「気のせいかな・・・」と思ってそのまま放ったらかしにしちゃいそうですね。

(寺村)それは良くないですね。詰まりが狭いままで留まっていれば一時的な症状だけで済む場合もあるんですけれど、それがどんどん狭くなって完全に詰まってしまうと「心筋梗塞」と言われる状態になってしまいます。心筋梗塞になると狭心症と違って胸の痛みが治らず、しかも痛みの程度もひどいです。

(小高)狭心症の段階、例えば「今はまだそんなに胸の痛みも無いんだけど・・・」という時に病院に行っても、病気かどうか分かるもんなんですか?

(寺村)心電図だけではわからないことも多々あります。

(つボイ)そうすると、発作が起きている時は分かるんですか?

(寺村)そうですね。発作が起こっている時に心電図をとると、狭心症でも変化が出ているので分かります。

(つボイ)でも「今は症状は治まっているけど念のために病院行っておこう」と思って検査しても分からないんですね。

(小高)だって15分で治まっちゃったら、病院に向かっている間に収まっちゃう。

(寺村)もちろんそのために色々な検査の方法があります。例えば『運動負荷心電図』といって、ベルトコンベアを走ってもらったり自転車漕いでもらったりして、わざと狭心症の発作を誘発すると言いますか、症状をあえて起こすような検査をして心電図変化が出ないかどうか見たりとか、他にもCTの検査をすれば血管が狭くなっているかどうかもわかります。

(つボイ)あ~なるほど。

(小高)じゃあやっぱり疑わしいときとは病院に行って検査を受けたほうが良いんですね。一方で、心筋梗塞はそんな状態じゃないですよね。

(寺村)そうですね。痛みが我慢できずに救急でやってこられますし、心電図をとれば明らかに変化が出ています。その瞬間すぐ診断して、カテーテルの治療を行います。

(つボイ)ただ『胸が痛い』というのは、心臓病だけではないですよね。

(寺村)他にも胸が痛くなる病気は色々ありますけれど、その中でもやっぱり心臓病が一番命に関わることが多いので、まずは心臓病じゃないかどうか、狭心症心筋梗塞ではないかどうかを疑って調べることが大事になります。

(つボイ)失恋したら胸が痛くなります・・・。あれ心臓病と違う?

(小高)その痛みはまた違う!

(寺村)それは“恋の病”ですね。

(小高)ちょっと違いますね。でも、ちょっとでも「あら?」っと思ったときには、症状が治まったとしても検査を受けてみると良いんじゃないでしょうか?

(つボイ)はい!分かりました!

(小高)ありがとうございました。一宮西病院の寺村真範先生でした。新生活フロッピー、「健康のつボ~心臓病について~」でした。

 

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「きらめきフェスin上林記念病院」を開催しました

今月20日(日)、こどもを対象とした職業体験イベント「きらめきフェスin上林記念病院」を開催しました。開演の10時を迎えると同時にたくさんのご家族が来場くださり、職業体験プログラムやステージイベントを楽しまれていました。

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( ↑ 接客体験(coco壱番屋))f:id:kyouryoukai:20191025094828j:plain
( ↑ 木工体験(大日本土木))

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( ↑ 接客&化粧体験(資生堂))

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( ↑ パトカー展示・制服撮影会)

天候にも恵まれ、この日は約500名のご家族が来場!無事すべてのプログラムを開催することができました。様々な職業の体験を通して、こどもたちが「将来の夢」を描く1つのきっかけになったのではないでしょうか。

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( ↑ 注射体験(こども発達センターあおむし))

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( ↑ ステージイベント・医療講演)

来年度以降も、この「きらめきフェスin上林記念病院」を開催していきたいと思っております。こどもたちが夢を持って地域で成長できるよう、これからも上林記念病院は、社会貢献活動に力を入れてまいります。

YouTube<一宮西病院>チャンネル【乳がんのお話】第5回『乳がんの正しい治療・標準的な治療』

毎年10月は、乳がん検診を推進する「ピンクリボン月間」です。YouTube<一宮西病院>チャンネルでは、ピンクリボン月間に合わせて【乳がんのお話】を展開しています。講師は一宮西病院・乳腺外科、乳腺専門医の鈴木瞳医師です。

■一宮西病院WEB医療講座【乳がんのお話】
■第5回「乳がんの正しい治療・標準的な治療」
■講師 / 一宮西病院・乳腺外科(乳腺専門医) 鈴木瞳医師


ユーチューブ医療講座「乳がんのお話」~第5回乳がんの正しい治療~

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