看護・介護職従事者向け勉強会『食べるを支える~嚥下・口腔ケア・栄養~』を開催しました

8月23日(金)、退院調整チーム主体に当院大会議室におきまして、摂食・嚥下認定看護師より【食べるを支える~嚥下・口腔ケア・栄養~】、同時に歯科衛生士より【救急病院における歯科衛生士の主な活動】をテーマに、勉強会を行いました。

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残暑の中、近隣15施設の職員の方が参加され、熱心に受講していただきました。講義中には、当院での食事形態の試食を用意し摂取していただき、自分の施設との比較や参考にしていただけたと思います。

今回の勉強会により当院と施設との連携が図れ、共通の食事形態が提供されることや、口腔ケアにより口腔内の環境を観察し、異常の早期発見・対応に努め適切な食形態の提供につなげられればと思います。

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今後もさまざな勉強会を開催し施設との連携を図り、些細なことでも気軽に相談できる関係作りが行えるよう、努力していきたいと思います。

退院調整看護師:柴田

YouTube<一宮西病院>チャンネル【肺がんのお話】第3回『早期発見のためには』

YouTube・一宮西病院チャンネルの<一宮西病院WEB医療講座>、今週は【肺がんのお話】第3回です。講師は一宮西病院・呼吸器内科副部長の竹下正文医師です。

■一宮西病院WEB医療講座【肺がんのお話】
■第3回「早期発見のためには
■講師 / 一宮西病院・呼吸器内科副部長 竹下正文医師


医療講座「肺がんのお話」~第3回早期発見のためには~

◎当コンテンツは毎週金曜日にUPします。ご期待下さい。

CBCラジオ「エンタメライン with レポドラ!」で、上林記念病院の「児童・思春期デイケア JOY」が紹介されました

本日、CBCラジオの夕方ワイド番組『ドラ魂キング』内の生中継コーナー「エンタメライン with レポドラ!」で、上林記念病院の「児童・思春期デイケア JOY」が紹介されました。上林記念病院・JOYスタッフの一柳が、レポートドライバー石坂窓花さんとの掛け合いで、JOYの取り組みを紹介しました。

■出演:社会医療法人杏嶺会 上林記念病院 児童・思春期デイケアJOY 臨床心理士/不登校・ひきこもり支援担当 一柳まや
■聞き手:CBCラジオレポートドライバー 石坂窓花(いしざかまどか)さん

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(石坂)今日は、愛知県一宮市にあります上林記念病院にお邪魔しています。こちらには、不登校の子どもたちが日中通うための場所である「児童・思春期デイケアJOY(ジョイ)」があるそうなんですね。今日は、JOYのスタッフである一柳(いちやなぎ)さんにお話をお伺いします。宜しくお願いします。

(一柳)宜しくお願いします。

(石坂)では一柳さん、こちら児童・思春期デイケアJOYについて教えてください。

(一柳)はい。児童・思春期デイケアJOYは平成26年6月に開所しました。今年で6年目を迎えています。様々な理由で学校に通うことが難しくなってしまった子どもたちが、少人数で活動し、自分のペースで復学に向けて準備をする場となっています。

(石坂)復学に向けて準備をする場所、ということですね。スタッフの方はどのような職種の方がいらっしゃるのですか?

(一柳)臨床心理士公認心理師精神保健福祉士作業療法士、看護師等がいます。

(石坂)専門的な知識を持った職種の方が関わっていらっしゃるのがわかりますよね。では、どれくらいの学年のお子さんたちが通っているのでしょうか?

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(一柳)はい。対象は、小学校4年生から中学校3年生までです。

(石坂)お子さん達、JOYではどんな感じで過ごしていらっしゃいますか?

(一柳)はい。利用時間は午前9時から午後3時までです。午前中にプログラムをひとつ行い、給食はJOYで提供いたしております。午後もひとつプログラムがあり、その後、そうじ、帰りの会、帰宅という流れとなっています。

(石坂)そちらのプログラムというのは、どんなものがあるのですか?

(一柳)日によって違いますが、大きく分けて、自分のペースで過ごしたり自分でやりたいことを考える個別プログラムの時間と、創作活動や室内ゲームなどのようにみんなで同じ活動を行う集団プログラムに分かれています。自分のペースで学習する子もいますし、子ども同士で関わって遊ぶ子もいます。

(石坂)それぞれにあった活動をすることができる場所なんですよね。そして今回、夏休みに学生ボランティアをはじめて募集したとお聞きしました。

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(一柳)はい、そうです。主に教員を志している大学生に案内をいたしました。子どもたちにとっては、新しい人とのかかわりが良い刺激になると思いましたし、学習支援という意味でも、私たちの中には教員のスタッフがいないため、少しでも学習の補助となればと考えました。また、ボランティアの学生にとっても、不登校の現状を知ってもらい、将来に活かしていただきたいと思い、募集いたしました。

(石坂)実際に何人くらいの方が参加されたのですか?

(一柳)はい。7名の方が参加してくれました。中には、もう一度来たいと申し出てくれる学生もいましたので、今後は長期休みなど、学生の参加しやすい時期に募集しようと考えています。

(石坂)気になった方は今後ぜひ、参加していただきたいです。そして、不登校で悩んでいる方も聞いてらっしゃると思います。こちらのJOYを利用するには、上林記念病院のホームページをご覧ください。

(一柳)不登校も増加していると聞いています。このような場所が活かされることで、少しでもこのような状況に歯止めがかかれば良いと考えています。

(石坂)一柳さん、今日はありがとうございました。

(一柳)ありがとうございました。

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◎上林記念病院 児童・思春期デイケア JOY のWEBサイトはこちら

児童・思春期デイケア JOY | お子さまへのサポート | 上林記念病院 | 社会医療法人 杏嶺会

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について③~」 第8回(令和元年8月21日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について③~」第8回(令和元年8月21放送内容) 
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、伊藤圭佑医師(一宮西病院脳神経外科医長)

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(小高)水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~脳卒中について~』。がん・心臓病と並んで日本人の死因の上位に挙げられる『脳卒中』について専門の先生にお話を伺っています。ゲストは一宮西病院の脳神経外科・医長の伊藤圭佑先生です。よろしくお願いします。

(伊藤)よろしくお願いします。

(小高)さぁ、今日は「脳出血」について教えていただきます。脳出血とはどういうものですか?

(伊藤)はい。いわゆる脳内出血って言うと分かりやすいかもしれないですけれど、脳の中を走っている細い血管が破綻して出血するというのが脳出血です。

(小高)この間教えていただいた「くも膜下出血」との違いは?

(伊藤)くも膜下出血は脳の表面の割と太い血管で起こるものです。脳出血は目に見えないくらいの細い血管で起こります。

(小高)それを治すとなると、素人考えですけど、くも膜下出血より難しそうじゃないですか?

(伊藤)脳出血を治す治療というものはなかなかなくて、どちらかと言うと、外科的な手術は命を救うのが中心になります。症状を良くするという治療法は未だにないのが現実です。

(小高)お便りもいただいているんですよね。

(つボイ)こちらの方は、男性の方で『ボトルナンバー69』さんから頂いております。『私は現在、脳出血で病気になっておりますが、あえて私のFacebookの中で自分の症状を写真も含めてアップしております。正直言いまして悩みましたが、私は現実を受け入れFacebookにアップすることで、皆さんからの力をもっとたくさん頂きたいなと思っております』。現在病気と闘っていらっしゃる方からのお便りですね。こういう気持ちをちゃんと持つことも大事なことですね。

(伊藤)そうですね。

(小高)脳出血は、何かこう原因というか、こういうことをしているとなりやすいというのはあるんですか?

(伊藤)特殊なものでいえば「血管の奇形」とか「もやもや病」というのが原因なることもありますけれど、ほとんどの場合は、特にご高齢の方の脳出血は『血圧』が一番関連していることが多いです。動脈硬化で血管がもろくなってしまって、それが破綻します。ただ脳ドックを受けていても動脈瘤の有無は分かるんですが、脳出血しやすい・しにくいというのはなかなか分からないんです。

(つボイ)でも高血圧とか日頃から気をつけることはあるんですね。

(伊藤)そうですね。

(小高)くも膜下出血の時は、ほとんど痛みとかは事前には無くていきなりガーンと痛くなるって先生がおっしゃっていましたけれど、この脳出血に関してはどんな感じなんですか?

(伊藤)脳出血は、それこそどこで出血するかでも症状は様々なんですけれど、ただ脳梗塞と同じように、手足の麻痺や言葉の問題、ろれつが回らなくなったり、ふらふらして歩けなくなったりとかの症状が出ることがほとんどです。

(つボイ)それは自分で気づいて?

(伊藤)そうですね。あるいは、もう動けなくなって倒れてしまって、周りの方が救急車を要請して病院に来ることもあります。

(小高)先生のお話を聞いていると、一旦起こってしまうと治すというよりも、それ以上ひどくならないようにする処置になってくるんですね。しかも、出血が起こった場所とか大きさなどによって、いろんな後遺症なんかも考えられるんですね。

(伊藤)そうですね。

(つボイ)発症したときの生存率は、どれくらいなんですか?

(伊藤)出血する場所が様々なので、なかなか「脳卒中」としての死亡率は出ていないんですけれど、重症の場合はやっぱり命に関わるってこともありますし、出血が少量でも重い後遺症が残ったりしたりします。一概には言えないですけれど。

(つボイ)これも運・不運ですね。量よりも出血した場所の方が重要なときもあるかもしれませんね。

(伊藤)そうですね。

(小高)やっぱり脳出血にならないように気をつけるのがもう何より大事ですね。

(つボイ)高血圧は気をつけないといかんね。

(小高)血圧ですよね…。

(つボイ)あなた(小高さん)は最近どうなの?

(小高)私は最近は安定しています。昔に血圧が高かったら、もう血管がほころびているなんてこともありますか?

(伊藤)それはないと思います。

(小高)ほら、間に合う間に合う!ということで先生、来週もよろしくお願いいたします。

(伊藤)よろしく願いします。

(小高)一宮西病院の伊藤圭佑先生にお話しを伺いました。ありがとうございました。『健康のつボ~脳卒中について~』でした。

 

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お出かけ広場主催者交流会に参加しました

8/21(水)の14時から一宮市役所にて開催された『お出かけ広場主催者交流会』に、尾西記念病院の理学療法士・北村正彦が参加しました。

本会は一宮市お出かけ広場の主催者の皆様が参加され、意見交換や活動報告などが行われている交流会です。
今回は尾西記念病院の「朝の健康体操」の取り組みが評価され、本交流会にて朝の健康体操の活動報告を行うとともに、参加者の方々に実際に体操を体験して頂きました。

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主催者様からはさまざまな視点から多くの質問を頂くことで、活発な意見交換の場となり、大変有意義な時間となりました。当院の取り組みが、参加された主催者様のお出かけ広場の活動に少しでもご参考になれば幸いです。

なお、9/18(水)には尾西記念病院「朝の健康体操4周年記念イベント」を予定しております。地域の皆様も、ぜひお気軽にご参加ください!

 

尾西記念病院 リハビリテーション

大徳連区の生活支援体制整備事業意見交換会に参加しました

8/21(水)の10時から大徳公民館にて開催の生活支援体制整備事業意見交換会に、尾西記念病院の理学療法士・北村正彦が参加しました。

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本会は大徳連区の連区長、町内会長、総代、老人会長、民生委員の皆様が参加され、「住み慣れた地域でご近所の皆様とこれからも楽しく過ごせるように」を目的に、“地域の介護予防に努めながら健康で暮らすためには”についての話し合いが行われました。

その中で、尾西記念病院の朝の健康体操の取り組みや、高齢者が自宅で出来る簡単な筋トレの説明をさせて頂きました。
筋トレについては実際に行って頂き、楽しく汗をかきながら実施することができました。

これからも地域との密接な連携を大切にし、高齢者の健康寿命延伸を目指し尽力して参ります。

 

尾西記念病院 リハビリテーション

 

 

YouTube<一宮西病院>チャンネル【肺がんのお話】第2回『肺がんの自覚症状』

YouTube・一宮西病院チャンネルの<一宮西病院WEB医療講座>、今週は【肺がんのお話】第2回です。講師は一宮西病院・呼吸器内科副部長の竹下正文医師です。

■一宮西病院WEB医療講座【肺がんのお話】
■第2回「肺がんの自覚症状
■講師 / 一宮西病院・呼吸器内科副部長 竹下正文医師


一宮西病院WEB医療講座「肺がんのお話」~第2回肺がんの自覚症状~

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