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ロボットスーツ『医療用HAL』を東海地区で初めて導入しました

2016年10月1日、緩除進行性の神経・筋疾患治療を目的とした治療ロボット『医療用HAL』を、東海地区で初めて導入しました。当医療機器による治療は、今年度より医療保険の適用となっております。

人は身体を動かそうとする時、脳から筋肉に微弱な神経信号を送ります。医療用HALは、その微弱な神経信号を皮膚表面から検出し、各関節に配置されたパワーユニットを駆動させる・・・というものです。すなわち、装着者の“動作意思に従った動作”を実現し、患者さまの筋力低下スピードを緩やかにします。医療用HALの目的は、筋力がなくなる時期(エンドポイント)を遅くすること、筋萎縮の「進行」を遅らせることであり、医療用HALによる治療を導入するのは、東海地区では一宮西病院が初となります。

医療用HALの適用患者

脊髄性筋萎縮症 (SMA)、球脊髄性筋萎縮症(SBMA)、筋萎縮性側索硬化症 (ALS)、シャルコー・マリー・トゥース病 (CMT)、遠位型ミオパチー、封入体筋炎(IBM)、先天性ミオパチー、筋ジストロフィー(いずれも神経内科領域の疾患)・・・のいずれかと診断され、歩行の介助又は歩行補助具を要し、体型的に当機器装着が可能な患者が対象となります。

拠点病院としての役割も

一宮西病院は当治療機器の拠点病院となり、今後同機器の導入を検討する医療機関があった場合は「見学受入施設」「トレーニング施設」「教育施設」などの役割を担うことを目標にしています。また保険適応の拡大や神経難病根治に対する研究へも積極的に参加し、全国の拠点病院と連携して、神経・筋疾患治療に対峙していきます。

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