HAL医療用下肢タイプ運用指導者養成研修を、6月19日から6月21日の3日間に渡り実施しました。
当院はHAL教育施設として、平成30年4月にCYBERDYNE社と研修業務委託を締結しました。今回、新規HAL導入施設の名古屋市立東部医療センターの2名が当院へ研修に来られました。研修内容目的は、HAL医療用下肢タイプの新規導入施設に対し、運用実務者の知識及び技術の向上と平準化を図るための研修としています(CYBERDYNE社の必須研修)。
内容は、神経内科の水井医師より「神経筋疾患のHAL治療の活用」、リハビリテーショ
ン科の牧本副科長より「HAL導入から現在まで」、同・後藤チーフより「HAL治療のポイント」、HALアシスタントの安田より「HALの本体管理」などの座学をおこないました。またHAL治療の見学やHALの装着から歩行訓練までの実技も経験してもらいました。研修後にはHAL治療の全体的なイメージや、歩行訓練をおこなう際に必要な物品や環境、また他職種の関わり方などを感じてもらいました。
研修についての課題も抽出できました。今後はそれらをひとつずつクリアし、より質の高い研修にしていきたいと思います。