中日新聞広告局制作『ドクターQ&A vol.6 心臓病や血管について』が掲載されました

中日新聞広告局制作『ドクターQ&A』、vol.6は“心臓病”がテーマです。12月1日(土)付の中日新聞尾張版に掲載されました。

【タイトル】
ドクターQ&A企画 vol.6~心臓病や血管について~きちんと治そう!心臓や血管の病気

【企画記事見出し】
心臓の役割や病気を知る/動脈硬化は万病のもと/狭心症心筋梗塞について/心臓の弁が悪くなる弁膜症/破裂したら命取り大動脈瘤/負担が少ない低侵襲手術

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東海地区10施設が実績報告!「第1回中部HAL研究会」が開催されました

去る11月14日、名古屋市中村区名駅の「ウインクあいち」におきまして、既存ユーザーのHAL®取扱技術の向上と、既存ユーザー同士の意見交換会を目的とした『第1回中部HAL研究会』が開催されました。現在HAL®を導入している愛知・岐阜・三重・静岡の10施設・総勢72名が集まり、施設紹介、HAL®の運用方法、実績などについて報告を行いました。

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一宮西病院・神経内科部長の山口啓二医師による開会の挨拶では、HAL®の展望と今後の期待について語られました。また事例発表では、同・神経内科の水井医師が当院のプロトコールの特徴・実績などを、動画を用いてわかりやすく報告しました。会の後半には情報交換の時間を設け、具体的な運用方法等について他施設との意見交換を行いました。

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第1回は大盛況のうちに閉幕となりました。第2回開催に向けても、意欲的に取り組んでいきたいと思います。

一宮西病院 リハビリテーション科 堀川貴広

◎「ロボットスーツ医療用HAL®」の紹介ページはこちらhttps://www.anzu.or.jp/ichinomiyanishi/medicine/nerve/hal/

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」 第12回(平成30年11月22日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」第12回(平成30年11月22放送内容) 
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、宮嵜章宏医師(一宮西病院 ストロークチーム・脳神経外科部長) 

f:id:kyouryoukai:20181129090532j:plain(小高)毎週この時間は「健康のつボ」です。日本人の死因の第4位になっている「脳卒中」について、専門家の先生にお話を伺っています。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。今日もよろしくお願いします。

(宮嵜)よろしくお願いいたします。

(小高)色々なお話を伺ってきておりますが、宮嵜先生の脳卒中シリーズも残すところ今週と来週の2回となりました。そこで今週はもう一度「脳卒中とは」というおさらいを先生にしていただきます。

(宮嵜)まず脳卒中という病気は、脳の血管の病気です。脳の血管が詰まって脳細胞が死んでしまうというのが、いわゆる「脳梗塞」。また、脳の血管そのものが破綻して出血を起こすというものの中に「くも膜下出血」や「脳出血」があります。その要因としては、不整脈コレステロール・喫煙・アルコール・糖尿病などいろいろな問題があるのですが、最大の危険因子は高血圧とタバコになります。特に血圧は冬に高くなる傾向がありますから、今後寒くなってくると要注意です。

(小高)これからじゃないですか・・・。

(宮嵜)特に、脳卒中の中でも激しい痛みで発症する「くも膜下出血」は命に関わる病気ですので、十分注意してください。

(小高)覚えています。ハンマーで殴られたように痛いんですよね。

(宮嵜)そうですね。そういう場合にはすぐにでも救急車を呼んでください。

(小高)こういったことを一言で覚えられる良い言葉があると、先生に教えていただきましたね。

(宮嵜)はい。『FAST』という標語です。『FAST』は「早く」という意味の英単語ですが、F・A・S・Tそれぞれが救急車を呼ぶべき脳卒中のサインを表しています。「F」はFace、顔面の麻痺。「A」はArm、片腕の麻痺。「S」はSpeech、言葉の障害や、ろれつが回りにくくなる。最後は「T」のTime、それらの症状があるときは、少しでも早く救急車を呼んで病院に来てください、という合言葉です。

(つボイ)今の『FAST』というのは、もちろん自分自身の自覚もありますが、周りにいる人も気付けることですね。「ちょっと顔が歪んでいますよ」って発見してあげるのも良いことですよね。

(宮嵜)そうですね。家族に指摘されて救急車で来院された方もたくさんいらっしゃいます。

(小高)一口で脳卒中といってもいろいろ症状が違っていて、病気によっては脳卒中だと気付きにくいものもあるので、それぞれを理解したうえで気をつけなければいけないですね。

(つボイ)それぞれを理解したうえで『FAST』の『T』が利いてくるわけですよね。

(宮嵜)はい。脳卒中の方が皆さん言われるのが、「今までなんともなかったんです」とか「今朝まで普通にしていたんですけど」ということです。つまり、突然発症するのが特徴なんです。病院に来られたときには、脳卒中が起こった時間、いつまで元気だったのか、普段からお薬を飲まれている方はお薬の内容を知らせてください。もともとどういう病気でかかっていたのかがその後の治療に必要になってきます。

(つボイ)そういう情報があるのとないのとでは、運ばれてきた方の処置が違ってくるんですね。

(宮嵜)はい。「お薬手帳」をお持ちの方は持参いただければ、どういうお薬を飲んでいるかわかるので処置のスピードも変わってくることもあります。

(つボイ)私は授業中に学校の先生の言うことをほとんど聞いていなかったんですが、この年になると、こういうお医者さんの言うことはものすごく真剣に、聞き漏らすまいと思って聞いていますよ。

(宮嵜)こういう知識があるかないかということは、ご本人の健康だけではなくて、周りの方の健康にも関係してきますので。

(つボイ)気付いてあげられる、ということですね。

(宮嵜)そうですね。お孫さんとかお子さんとかにこういう病気のことを伝えてあげるということも、ご自身の健康を守るためにも良いかもしれません。

(小高)「おじいちゃん!ろれつが回っていないよ!」って気付いてくれるかもしれませんもんね。

(つボイ)健康は家族で守る、ということが大事でしょうね。

(宮嵜)そうですね。ぜひ健康的な生活と食生活で脳卒中を予防していただきたいと思います。

(つボイ)分かりました!

(小高)ありがとうございました。一宮西病院の宮嵜章宏先生にお話を伺いました。「健康のつボ~脳卒中について~」でした。

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リハビリ合同症例検討会「One-Ap(ワンアップ)」第7回が開催されました

当法人回復期リハビリテーション病棟(上林記念病院・尾西記念病院)は、市内急性期病院のリハビリテーションスタッフと定期的に合同症例検討会を開催しております。

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今回のテーマは「回復期リハビリ病棟から地域生活へ」でした。症例報告形式で、急性期病院から回復期病棟を経て、訪問リハビリテーションへ連携した症例について報告をしました。
また、特別講演として、当法人の介護保険相談センターやすらぎのセンター長、岡元琢也氏による「ケアマネージャーの立場からみた退院後の生活について」と題して介護保険サービスを利用しながら在宅生活を支援しているケースなど、地域における生活についての講演を設けました。

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地域包括ケアシステムが推進されていく中、急性期リハビリテーションから、回復期、生活期への連携が、より必要となる自覚を持つ機会となりました。
これらの取り組みを通じて地域連携により一層貢献していきたいと考えています。

 

上林記念病院 リハビリテーション科  磯野恵子

 

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」 第11回(平成30年11月15日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」第11回(平成30年11月15放送内容) 
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、宮嵜章宏医師(一宮西病院 ストロークチーム・脳神経外科部長) 

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(小高)毎週この時間は「健康のつボ」です。日本人の死因の第4位となっている「脳卒中」について、専門家の先生に教えていただいております。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。今日もよろしくお願いします。

(宮嵜)よろしくお願いいたします。

(小高)先週は、今の脳の状態を知るために「脳ドック」というのはとても有効なんですよ、というお話だったのですが、今日は「少しでも脳卒中の危険を遠ざけるためにはどうしたらいいか」というのを改めて教えていただきます。

(宮嵜)脳卒中は『生活習慣病』と言われていまして、脳卒中の予防というのは日常の生活が非常に大事になってきます。日本脳卒中協会という協会がありまして、そこが分かりやすい『脳卒中予防10か条』という標語を作成しています。

(小高)それを先生に書いて持ってきていただいたので、10か条を読み上げますよ。

 

脳卒中予防10か条】
1. 手始めに 高血圧から 治しましょう
2. 糖尿病 放っておいたら 悔い残る
3. 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
4. 予防には たばこを止める 意志を持て
5. アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
6. 高すぎる コレステロールも 見逃すな
7. お食事の 塩分・脂肪 控えめに
8. 体力に 合った運動 続けよう
9. 万病の 引き金になる 太りすぎ
10. 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ

 

(小高)さぁどうだ!つボイさん!

(つボイ)いろいろありますね~。アルコールというところがね・・・。酒は『百薬の長』ということで良いように言いますけれどね、『過ぎれば毒』なんですね。

(宮嵜)やっぱりお酒は少量であれば良いと言われていますが、3合以上であれば脳卒中の危険はかなり高まるということは知られています。

(小高)アルコールは「控えめは薬」と標語の中にもいれてありますけれど、その前のたばこに関しては「止める意志を持て」と結構厳しいですね。

(宮嵜)たばこに関しては、やめれば最も脳卒中の予防になると言われています。この中では1番目の「高血圧」と4番目の「たばこ」を治療または改善すれば、脳卒中の予防効果は非常に高まるということは知られています。

(つボイ)今の2つの項目、「高血圧」と「たばこ」からすると、わたしたちはまず高血圧が引っかかっていますね。

(小高)確か、たばこを止めると血圧にもいいですよね?

(宮嵜)そうですね。たばこには血管を収縮させることがありますから、高血圧にも関係してきます。

(つボイ)たばこを吸っている人は僕からすれば羨ましいですよ。たばこを止めたらちょっと血圧が治るんですもん。僕はたばこを吸ってへんのに血圧が上がっていますから!そっちのほうがちょっと危機感がありますね。

(小高)たばこを止めるとこの10か条のうち2つを同時にクリアするんですね。

(宮嵜)ただ、たばこを止めた人は必ず血圧が下がるというわけではありませんがね・・・。

(小高)アハハそっかそっか!みんな一応努力はしながらですね。

(宮嵜)はい。もちろん他の項目もなんですけれど、その2つが一番予防効果が高いと言われています。

(小高)やっぱりこうやって『予防10か条』を見てみても、日頃に生活習慣病で言われていることがほぼ含まれていますね。

(つボイ)でも、ついついやってしまうんですよね。たばこも吸う人もついついでしょうし、小高さんのアルコールもついついでしょうし、他にも塩分とかもね・・・。またね、塩をちょっとなめながら酒を飲むと美味しいんですよね。

(宮嵜)そうなんですね。ぜひ積極的に普段の生活の中に運動を取り入れていただいて、少しでも血管をしなやかにしていただきたいです。そのためには、やはり“座り仕事”をしている方が非常に多いと思いますので、ときどき立って体を動かすことが非常に大事だと思います。

(つボイ)僕らは座り仕事ですから、やっぱりこういう話はしっかりと聞いていかなきゃいかんね。

(小高)そうですね。そしてやっぱり10か条の最後は、先生に毎回このコーナーで教えていただいている『脳卒中 起きたらすぐに 病院へ』と。異変に気付いたときには本当にすぐに病院に来てください、ということですね。

(宮嵜)そうですね。

(つボイ)ラジオをお聞きのみなさんも、さっきの10か条をチェックしてみてください。きっと色んなところで引っかかると思いますよ。

(小高)さっきは私が早口でダダダッと読み上げましたけれど、この脳卒中予防10か条は日本脳卒中協会のホームページで見ることができますので。さっき引っかかるワードがあった人は、詳しく吟味してみてください。

(つボイ)そうですね。

(小高)今日も一宮西病院の宮嵜章宏先生にお話を伺いました。ありがとうございました。

(宮嵜)ありがとうございました。

(小高)「健康のつボ~脳卒中について~」でした。

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教えて在宅療養『食べるを支えるための知識と支援』の出前講座に参加しました

11月9日(金)に開催された「教えて在宅療養」の出前講座に、尾西記念病院リハビリテーション科の言語聴覚士、森田裕子が講師として参加させて頂きました。

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今回は、一般地域住民の方々に向けた在宅療養に関する講座が開催され、『食べるを支えるための知識と支援』とのタイトルのもと、歯科医師訪問看護師・言語聴覚士が各々の立場から講演を行いました。

歯科医師から『オーラルフレイル』を中心に、その原因から予防についてのお話がありました。また、言語聴覚士からは『食べる(摂食嚥下)』について、摂食嚥下障害の原因やメカニズム、『自宅でできる嚥下訓練』などの紹介を行いました。訪問看護師からは訪問看護に関する簡単な紹介動画や、利用対象者の事例紹介の話がありました。

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講演後、来場者の方々とお話しする機会が設けられておりました。来場者の方々は比較的、摂食・嚥下障害に対して関心が高く、自身に起こったエピソードを交えての質問や、今は問題が無くても将来的に起こりうる事について、どんなことをしていけばよいのか等の質問がありました。

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講師としての参加でしたが、参加者に興味を持って頂きながら、分かりやすく伝える講演の難しさと、一般の方々の意識の高さを実感できる貴重な体験となりました。
今後も専門職として地域に貢献できるよう、このような機会があれば積極的に参加していきたいと思います。

尾西記念病院リハビリテーション科 言語聴覚士 森田裕子

 

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」 第10回(平成30年11月8日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」第10回(平成30年11月8放送内容) 
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、宮嵜章宏医師(一宮西病院 ストロークチーム・脳神経外科部長) 

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(小高)毎週この時間は「健康のつボ」ですよ。日本人の死因の第4位となっている「脳卒中」について、専門家の先生に教えていただいております。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。よろしくお願いします。

(宮嵜)よろしくお願いいたします。

(小高)脳卒中の中には、「脳梗塞」とか「くも膜下出血」とか「脳出血」とか色々あるんですが、それぞれについて具体的な話を今までは伺ってきました。

(つボイ)なんにしても「高血圧」が最大の危険因子だということや、そのほかにも喫煙や飲酒などの生活習慣を見直すことから予防は始まるというお話もありました。

(小高)私に向かって言っていますけれど、つボイさんもそうなんですが…。これから気をつけようと私たちも決意を新たにしたんですけれど、今までの分もだいぶ心配なんですが「もうすでに心配なんだけど」という人はどうすればいいですか?

(宮嵜)ぜひ脳ドックなどを活用して、現時点でのご自身の動脈硬化とか脳の状態とかを調べていただければ良いんじゃないかと思います。

(小高)ほうほう。脳ドックというのは何を調べるんですか?

(宮嵜)主には、脳の中を見るための頭部のMRI検査、脳の血管を見るための頭部のMRA検査、頚動脈の超音波検査などがあり、そういうもので脳の血管の状態や小さな脳梗塞などが起こっていないかを調べます。他にも、血液検査や心電図検査もあります。

(小高)MRIはつボイさんも、モノマネができるぐらいやったことがありますよね。

(つボイ)ガッガッガッガッガッガッ!ブ~~~~ン!ガッガッガッガッガッガッ!ブ~~~~ン!(MRIのモノマネ)

(宮嵜)MRIは音がちょっとうるさいですよね。

(小高)あれは20~30分くらい入っているやつですよね?

(宮嵜)機械の種類や検査の内容によってもちろん時間は変わりますが、だいたい20~30分ぐらいの検査になります。

(つボイ)私も以前にMRI検査を受けまして「色んな音がする・・・またネタになるな・・・」と思いながら受けましたけれども。

(小高)音はうるさいですけれど、痛みのある検査ではないですよね?

(宮嵜)そうですね。MRIは痛みはないので、脳ドックでは血液検査で注射を刺す以外は痛みのある検査はないです。

(つボイ)ただね、MRIは途中で「動いちゃいけませんよ」と言われますから、顔がかゆくなるときがあるんですよ。「掻いておけばよかった~」と思いながら我慢していました。

(小高)私はつボイさんのモノマネを思い出して笑いそうになったことがあります。

(宮嵜)そうなんですね。閉所恐怖症の方がたまにいらっしゃるのと、頭を動かすと画像がブレてしまいますのでそういうところの注意が必要になります。あと、体の中に金属があるか方は検査ができない場合もありますので、そういうものをチェックして検査を受けていただくことになります。

(小高)つボイさんや私たちのように心当たり“ありあり”の人は「受けようか!」という気になると思うんですが、あまり心当たりのない人でも、どんな症状があったら受けたほうが良いとかはありますか?

(宮嵜)例えばご家族の方に脳卒中の既往がある方がいて、自分も気になるという方が受けられることが多いです。確かに健康保険が利かないのでちょっとお高いですから「皆さん全員受けてください!」とは言わないですが、普通の人間ドックにオプションでつけて受けられる方が多いですね。

(つボイ)私もそれで受けました。

(小高)何年に1回ぐらい?

(宮嵜)毎年受ける必要は全くないです。きちんと検査を受けて異常がなければ、4~5年は受けなくてもいいと思います。まず一度検査を受けていただければそれで十分じゃないかと思います。

(小高)検査を受けて「大丈夫ですよ」って言われたら相当安心しますもんね。

(つボイ)そういうことが大事ですよね、不安を抱えて日常生活を送るよりも。

(小高)いろいろ気をつけながら、しっかり脳も見ていきましょう!今日も一宮西病院の宮嵜章宏先生にお話を伺いました。ありがとうございました。

(宮嵜)ありがとうございました。

(小高)「健康のつボ~脳卒中について~」でした。

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