CBCラジオ「つボイノリオの聞けば聞くほど」内・生中継レポドラ!で一宮西病院の『特定看護師』について紹介されました。

CBCラジオの『つボイノリオの聞けば聞くほど』の生中継コーナー「エンタメライン with レポドラ!」で、一宮西病院の『特定看護師』について紹介されました。

一宮西病院の特定看護師である宇野看護師と山田看護師が、レポートドライバー山本衿奈(やまもとえりな)さんとの掛け合いで、『特定看護師』について紹介しました。

■出演:社会医療法人杏嶺会 一宮西病院 特定看護師 宇野看護師・山田看護師
■聞き手:CBCラジオレポートドライバー 山本衿奈(やまもとえりな)さん

ラジオURL:https://radiko.jp/#!/ts/CBC/20210609090000

★QA日時:9月29日(木)9:00-11:55内 11:25頃~3分程度/URL聴取可能期限:2022年10月5日まで

(山本)こんにちは~!本日は愛知県一宮市にあります一宮西病院にお邪魔しています。さて、皆さんは『特定看護師』って聞いたことありますか?特定看護師は、患者さんの症状にあわせて医師の代わりに処置ができる看護師さんのことなんです。

今日は『特定看護師』として現場で活躍されている、一宮西病院の山田さん、宇野さんに詳しいお話を伺いたいと思います。山田さん、宇野さん、よろしくお願いします!

(山田・宇野)よろしくお願いします!

(山本)さて、この『特定看護師』というのはどういった方のことを指すのでしょうか?

(宇野)はい。看護師が診療の補助を行うときは「医師の具体的指示」を受けるのが基本です。しかし、医師の指示を待つ間に患者様が急変してしまうリスクがあります。患者様に、必要な時に必要な介入ができるように誕生したのが『特定看護師』です。

研修を修了することで「21区分・38行為」について医師の具体的指示を求めなくても実施することができます。私たちは患者様の状態に合わせて、タイムリーな介入ができる看護師です。

(山本)なんだか難しい内容ですね。「21区分・38行為」という例えばどのような行為になるのでしょうか?

(宇野)そうですね。例えば私ですと動脈に注射できます(笑)今までは医師しかできなかったんですが、2015年10月から始まった特定行為の研修を修了すると、医師の医療行為の一部が看護師でもできるようになったんです。

「この患者さん、体の中に必要な酸素量がはいってるのかな?」ということが、動脈からの採血で分かります。私以外の方ですと、皮膚を切ったり、縫える特定看護師もいます。

(山本)なるほど!特定看護師がいれば、医師の不在の状態であっても対応できるというわけですね、患者さんにとってどのように役立つのでしょうか。

(山田)はい。患者さんに対してのメリットについて説明します。特定行為研修を受けた看護師が患者さんの状態を見極めることで、タイムリーな対応が可能になります。また、患者さんや家族の立場に立ったわかりやすい説明ができ、「治療」と「生活」の両面からの支援の促進に貢献できます。

(山本)なるほど。ちなみに一宮西病院では現在何名の特定看護師の方がいらっしゃるのでしょうか?

(山田)はい。一宮西病院には、現在6名の特定看護師がおり、加えて当院は特定看護師の研修施設でもあります。今後も、医師がいなくとも、一定レベルの医療行為が行える、実践能力の高い看護師の育成に注力して特定看護師の増員を目指しています。

(山本)万が一医師が不在でも、特定看護師がいるのは安心感がありますよね。特定看護師のみなさんの活躍をこれからも期待しております!山田・宇野さん今日はどうもありがとうございました。

(山田・宇野)こちらこそ、ありがとうございました!

 

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