一宮西病院・気胸センター始動!患者さんの負担が小さい【単孔式(たんこうしき)胸腔鏡手術】を積極的に実施しています

肺は風船のように空気で膨らんでいる臓器ですが、その肺が何らかの原因で破れてしぼんでしまう病気が「気胸」です。それ自体で命を落とすことは稀な病気ですが、破れた肺が元に戻るまでの間、息切れや胸痛などの症状が続き、部活動・仕事・飛行機による移動などが制限されるため、生活の質(QOL)に大きな影響を及ぼします。一宮西病院では2020年5月より【気胸センター】が始動、呼吸器内科・呼吸器外科・救急科が連携して治療を行う体制を整えました。

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気胸の手術は一般的に、2~3か所の創からアプローチする【胸腔鏡】で行われますが、当院ではさらなる低侵襲化(身体への影響を小さくする)を推進、一昨年より(原発自然気胸の患者さまに限り)1.5~2 cmの創・1か所で手術を行う【単孔式(たんこうしき)胸腔鏡手術】を導入しました。従来の胸腔鏡手術と比べ整容的に優れ、痛みも少ないといわれています。2019年の【単孔式胸腔鏡手術】は、全ての気胸手術の75%を占めました。

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患者さま個々の病状、社会的背景(仕事・受験など)を考慮し、最適な治療を提案して参ります。

◎一宮西病院・気胸センターページはこちら。

YouTube<一宮西病院>チャンネル こどもから大人まで!自宅でできる頭痛の予防法

意外と多いお子さんの頭痛、特に小学校高学年から中学までに多いといわれています。多くの世代を悩ませる頭痛について、日本小児神経学会・日本睡眠学会所属・一宮西病院・小児科の水川医師が解説します。お子さんが頭痛で悩んでいるという親御さん、ぜひご覧ください。

◎動画内で紹介している<頭痛ダイアリー>は、下記サイトからダウンロードできます。(一宮西病院・小児科ページ/頭痛コラム内にございます)

子どもの頭痛について | 内科系 | 一宮西病院 | 社会医療法人 杏嶺会

CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第5回(令和2年7月1日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第5回(令和2年7月1日放送内容)
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、竹下正文医師(一宮西病院呼吸器内科副部長)

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(小高)水曜日のこのコーナーは『健康のつボ』。新型コロナウイルスの影響で5月、6月と過去の放送の中から総集編をお送りしてきましたが、今日からレギュラーの放送に戻ります。

4月にお送りしていたのは日本人の死因第1位の癌の中でも死亡者数が一番多い、肺がんについてです。一宮西病院・呼吸器内科副部長の竹下正文(たけしたまさふみ)先生です。4月から2ヶ月空けてのご登場です。お久しぶりでございます。

(竹下)ご無沙汰してました。またよろしくお願いいたします。

(小高)先生には4月も1か月間かけまして、肺がんの基本というのと教えて頂いてたんですが、私を覚えてるんですよ。私覚えてるんですけど、やっぱり、間が空いてしまったんで…つボイさんはほら、忘れてしまっていませんか?

(つボイ)私はあの、覚えていますけど。聞いてる人が忘れているかもしれませんので、ちょっと復習をしてはどうでしょう?

(小高)ははは。改めて「肺がんとは何か?」という基礎から教えていただけますでしょうか。

(つボイ)先生、お願いいたします!

(竹下)はい。みなさんがご存じのように、肺は呼吸する器官です。そしてみなさん、1日のうちに大体2万~3万回呼吸しています。呼吸というのは、鼻や口から入った空気が気管を通って左右の気管支に分かれます。大体20回以上分裂して、最終的にはあの肺胞というところまで行って、そこで酸素と二酸化炭素の交換が行われます。

(小高)なるほど。肺がんというのはやっぱりその肺のどこかが癌化するということですか?

(竹下)そうですね。気管や気管支、また肺胞の正常な細胞が何らかの原因…例えば遺伝子に傷が入るとかそういったもので癌化したものが肺がんです。正常な細胞はいつか分裂が止まります。ただ、がん細胞は増殖能力が高くてですね、周囲の組織に浸潤しながら増殖したり、血管とかりんぱに乗って全身に広がっていくというような特徴があります。

(つボイ)転移するということですか?

(竹下)そうですね、血液に入ったのがいろんなところに広がっていくということがあります。

(つボイ)う~ん、厄介なものだね。

(竹下)肺には元々の痛みの神経があんまりなくてですね、末梢にできる肺がんというの実はほとんど症状がありません。

(小高)症状がでるときというのはどのような時ですか?

(竹下)症状がでているときは、ある程度癌が進行しているときが多くてですね。でもこの段階ではもう手術が難しくて、すでに先ほどお伝えしたように転移していることもあり、転移した先の症状が先に出て見つかることもあります。

(小高)なるほど。例えばどんな場所ですか?

(竹下)脳はいろんな間隔などを支配しているんで、そういった運動神経麻痺とか、吐き気がしたりとか、頭が痛くなるとか…。骨に転移するといえばかなり痛みが強いので骨からわかって、当科に紹介なることもよくあります。

(小高)別のところに症状がでて、そっちの癌だと思っていたら元々の肺がんだったんですよと分かるということですね。しかもその場合はかなり重症化してしまっているという…。

(竹下)そうですね、転移しているのは進行してしまっているということになります。転移があるからですね、肺がんの患者数は男女合わせて癌の中で第3位なんです。死亡数は全ての癌患者の中で一番多いという風なことになってます。

(つボイ)まぁ、いろんな癌がありますけど。癌の中でもやっかいなものですよね。

(小高)そうですよね…なんか思い出してきた。やっかいだったね。あ、でも最近の事情としてはどうですか?治療法とか。

(竹下)そうですね、たしかに死亡者数が1位といっても、治療法は他の癌よりも著しく進歩していて、生存率は近年上がってきているし、治療の選択肢は広がってきています。

(つボイ)あ、よかった。

(小高)ちょっと安心しましたね。この後のところからですよ、来週また教えてもらえますか?

(竹下)来週じっくりお伝えします。

(小高)ありがとうございます。よろしくお願いいたします!一宮西病院の竹下先生でした。

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日焼け・紫外線から子どもを守ろう!

元気に外遊びをする子ども。あまり日焼けしすぎると、肌に悪いんじゃ…と心配に思ったことはありませんか?子どもの肌を守るために、紫外線の影響や対策について、一宮西病院・小児科の杉山剛医師にお話しを伺いました。

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■日焼けは危険なの?

日焼けには、紫外線を浴びた後に皮膚が赤くなる「サンバーン」と、その後に色素が沈着して黒くなる「サンタン」の2種類あります。なかでもサンバーンは皮膚が赤くなって熱を持った状態になり、治るまで数日かかるので注意が必要です。さらに、皮膚にはバイ菌やアレルゲン(アレルギーの原因物質)から体を守る重要な働き(バリア機能)がありますが、重症化して水ぶくれができるとバリア機能が低下して感染症を引き起こすことも。ほかにも日焼けを繰り返すと将来の皮膚癌やシミ、そばかすの原因になったり、皮膚が乾燥してバリア機能が低下するとアレルギーになりやすくなるので注意してください。

■日焼け予防・対策法は?

紫外線にはUV-BとUV-Aがありますが、注意したいのはサンバーンの原因となるUV-B。UV-Bは1日の中で午前10時から午後2時頃までが最も強くなるので、この時間を避けて外出するのも対策の一つです。また日向に比べて日陰は紫外線量が半分になるので、屋外活動時には日陰をうまく利用したり、長袖の服やツバのある帽子などで肌の露出部分を減らすのも有効です。夏の暑い時期に長袖が不快な場合は、日焼け止めを使用すると良いでしょう。

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■日焼け止めの選び方は?

紫外線吸収タイプではなく紫外線散乱タイプで、香料などの刺激物が少ないものを選びましょう。日焼け止めの強さにはUV-Aに対する「PA」とUV-Bに対する「SPF」があり、PAは++から+++くらいのものを、SPFは15以上のものをそれぞれ目安にすると良いでしょう。使用後は、日焼け止めが皮膚に残らないよう石鹸や流水でよく洗い流してください。プールや海水浴ではウォータープルーフタイプも有効ですが、あまり耐水性が強いとなかなか洗い流せず、皮膚にとってはかえって良くないことも。水遊びの際は洗い流しやすいものを1、2時間毎に塗り直すか、ラッシュガードの着用がオススメです。

■日焼け後のケアを教えて!

紫外線による日焼けは「やけど」と同じですので、水分が失われ、炎症を起こしている状態です。紫外線を浴びた直後は見た目の皮膚にあまり変化がなくても、サンバーンのピークは24時間くらいなので、その間はしっかりと保湿剤を塗ってあげる必要があります。保湿剤は低刺激でセラミドを多く含んだものがオススメです。また皮膚の刺激になるような熱いお風呂に入ったり、強くこすったりすることは避けてください。水ぶくれや蕁麻疹などの症状がみられる場合は、医療機関を受診して治療を受けましょう。

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■紫外線との上手な付き合い方は?

新生児期から乳幼児期の皮膚のバリア機能を健康に保つことは、将来の皮膚にとって重要です。最近では皮膚のバリア機能低下がアレルギー発症に関連することも分かってきました。ここまで紫外線の「害」についてお話してきましたが、実は適度な紫外線は必要で、ビタミンDという骨を強くするための物質を生産する重要な役割も果たしています。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」で、あまり徹底した紫外線対策はかえって良くありません。一つの目安として夏なら数分、冬なら1時間弱(東京の場合)は外に出て、紫外線を浴びると良いといわれています。紫外線を過度に恐れずに「上手に付き合っていく」くらいの方が、ママも疲れずに良いのかもしれませんね。

参考文献 1)上出良一:小児の日焼け 子どもはどこまで日焼けしてよいのか?ビタミンDとの関連について:日本小児皮膚科学会雑誌 34(3)171-178.2015 2)中野英司,錦織千世子:紫外線から小児の皮膚を守る:小児科57(8),1003-1009.2016

一宮西病院で一宮市産ヒマワリを展示、ご帰宅される皆さまへプレゼントしました

7月1日(水)と2日(木)、地元の農業協同組合さまからご提供いただいたヒマワリ600本を正面玄関へ展示しました。また2日(木)には、病院からご帰宅される患者さまやご家族さまへ、このヒマワリをプレゼントいたしました。

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このヒマワリは、農業協同組合さまが地元のお花生産者さまより買い取ったものです。コロナ禍でお花の需要が少なくなった生産者さまを支援するとともに、お花で誰かが元気になってくれれば…という思いに賛同し、このたび一宮西病院でヒマワリを展示させていただくこととなりました。

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患者さまからは、「本当に生花なの?」「落ち込むことがあったけどこのヒマワリを見て元気になれた!」「おうちに飾らせてもらうわ!」などのお声をいただきました。一宮西病院はこれからもさまざまな形で、ご来院いただいた皆さんを笑顔にできるよう努めて参ります。

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一宮西病院・心臓血管外科が新体制でスタート!ホームページもリニューアルしました

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一宮西病院・心臓血管外科は今年度より新たに3名の常勤医師が着任、新体制でスタートしました。循環器内科と形成するハートチームでは、引き続き最高水準の医療の提供を目指すとともに、ニーズが高まりつつある「大動脈弁狭窄症」に対する低侵襲治療【TAVI】の指導医も2名体制となり、ますます地域医療に貢献できる体制が整いました。

24時間365日決して断らない医療の実践、医療スタッフ自らが緊急患者さまをお迎えに上がるドクターカー配備、そして大動脈弁狭窄症に対する低侵襲治療【TAVI】等々、今まで以上にパワーアップした一宮西病院・心臓血管外科にご期待ください。

そしてこの度、心臓血管外科ホームページをリニューアルしました。

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診療科の強み、TAVIの解説、新任医師インタビューなど、患者さまやそのご家族さま、連携いただく医療機関さまに向けてわかりやすく簡潔に、そして「熱い思い」を込めて医師が執筆・監修しました。ぜひご覧ください。

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病院玄関口でサーモグラフィによる検温を開始しました

一宮西病院では院内での感染拡大を防ぐため、入館される全ての方に対して入館時に検温を実施しておりますが、6月11日(木)よりサーモグラフィーカメラによる検温を開始しました。
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入館される全ての方にはマスク着用・手指消毒をお願いしておりますが、手指消毒時にサーモグラフィーカメラの前に立ち止まって頂く動線となっております。体温に異常があれば個別に対応いたします。
新型コロナウイルスの終息には時間がかかるかと思われますが、当院をご利用頂く全ての方の安心・安全を最優先に職員一同努めて参ります。今後も当院の感染対策へのご理解・ご協力をお願い致します。
◎その他、入館に関する病院からのお願いは下記にてまとめております。あわせてご確認ください。