“伝説の救急医” 寺澤秀一先生による勉強会が開催されました

「研修医当直御法度」の著者である“伝説の救急医”寺澤秀一先生による勉強会「救急外来の困った症状振り返り」が開催されました。

f:id:kyouryoukai:20180914193450j:plain

「研修医当直御法度」といえば、1996年に初版が発行されてから20年以上たった今でもロングセラーを記録する、救急に携わる若手ドクターのバイブルです。当院の研修医である安田医師と山路医師の症例発表に対し、寺澤先生から救急診療におけるピットフォールとそれを回避するためのアドバイスなどを分かりやすくご講義いただきました。

「救急外来の困った症例振り返り」勉強会概要
日時/9月14日(金)17:30~19:00
場所/一宮西病院3F会議室
講師/福井大学  地域医療推進講座  特命教授 寺澤 秀一先生
司会/一宮西病院 救急科 部長 安藤 裕貴医師
対象/研修医、若手医師

f:id:kyouryoukai:20180914193545j:plain

f:id:kyouryoukai:20180914193722j:plain

f:id:kyouryoukai:20180914193911j:plain

当院の基本方針である「24時間365日、いつでもどんな怪我や病気も断らない」を実現するべく、若手ドクターのスキルアップにも熱く挑んでいきます。

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」 第1回(平成30年9月6日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~脳卒中について~」第1回(平成30年9月6日放送内容) 
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、宮嵜章宏医師(一宮西病院 ストロークチーム・脳神経外科部長) 

f:id:kyouryoukai:20180913100712j:plain

(小高)この時間は、先週までは3ヶ月にわたって日本人の死因の第2位となっている心臓病についてお勉強してきましたよね。

(つボイ)胸の痛みや息切れはもちろん、肩や首が痛かったりと色んな形で症状が出てくるので、とにかく早めに病院に行って診断を受けることが大切だと教えていただきました。

(小高)そして今日からはその心臓病と共に、こちらも恐ろしい病気ですね、脳卒中について専門家の先生に伺っていきます。ゲストは一宮西病院ストロークチーム・脳神経外科の部長、宮嵜章宏先生です。こんにちは!

(宮嵜)こんにちは。よろしくお願いいたします。

(つボイ)よろしくお願いします。脳卒中というのもよく聞きますので色々知っておきたいですね。

(小高)脳卒中というのは、ざっくり言うとどういう病気なんでしょうか?

(宮嵜)はい、脳の血管の病気になります。脳には多くの血管がありますが、その血管が「破れる」もしくは「詰まる」病気を総称して「脳卒中」と呼びます。

(小高)破れるのと、詰まるのがあるんですね。

(宮嵜)そうです。その中で、脳の血管が破れる場合は、突然死の原因になる「くも膜下出血」や「脳内出血」、脳の血管が詰まる場合は「脳梗塞」。主にこの3つのタイプがあります。

(小高)それらをまとめて「脳卒中」というんですね。やはり心臓病と同じで、原因は生活習慣病なんでしょうか?

(宮嵜)そういうことになります。

(小高)ありゃーー!!

(つボイ)ありゃーって!健全な生活をしていないから、もうここでドキっとしていますよ!

(小高)例えば、身近で言うと私は高血圧なんですが・・・。

(宮嵜)それは脳卒中の1番の危険因子になると思います。

(つボイ)脳卒中予備軍や・・・。

(小高)つボイさんもですよ!

(つボイ)あとはどんな要素があると脳卒中になりやすいでしょうか?

(宮嵜)他には糖尿病や、資質異常症、メタボリックシンドローム、喫煙や飲酒がリスク因子になります。

(小高)飲酒・・・。

(つボイ)飲酒・・・。その結果、死を招くということになるんですね。

(宮嵜)その可能性もあるということです。

(小高)どのくらい脳卒中の人がいるんですか?

(宮嵜)年間30万人くらい新たに脳卒中を発症しています。

(小高)は他の病気を比べると多いんですか?

(宮嵜)やはり国民のいわゆる生活習慣病の中では多い病気です。癌とか心疾患と並んで多い病気ですが、30万人というのはかなり多い数字だと思います。

(つボイ)何位くらいなんですか?

(宮嵜)癌、心疾患に次いでになります。

(小高)癌、心疾患、肺炎に次ぐ4位らしいですよ。

(つボイ)肺炎も多いんですか!

(宮嵜)肺炎も多いです。4位というのは死因の統計になりますが、癌には胃がん・肺がん・大腸がんなどいろんな臓器が含まれます。それではなく、単一の臓器の疾患としては、心臓病と脳卒中が2つ大きな病気になります。おそらく、血管の病気である心臓病と脳卒中を合わせると癌より多くなります。

(つボイ)いろいろ聞いておかなきゃいけないね!

(小高)ね!脳卒中もしっかり勉強していかないと・・・自分たちのこととして!

(つボイ)だって高血圧やら飲酒やら、気になるところがいろいろありますもん!

(小高)さっき先生がおっしゃった色んな要因からいくと、チクッと心当たりがある人は多いと思いますよ!来週からも色々お話を伺っていきたいと思います。

(つボイ)生活習慣病ですから!毎日の生活の中に病気の要素が潜んでますよ、と!

(宮嵜)そういうことですね。

(小高)脳卒中は怖いですもんね。来週も先生、よろしくお願いします。

(宮嵜)よろしくお願いいたします。

(小高)一宮西病院の宮嵜章宏先生でした。「健康のつボ~脳卒中について~」でした。

f:id:kyouryoukai:20180824152456j:plain

◎関連記事はこちら

一宮医療療育センターがマイナビの取材を受けました

今月7日(金)、一宮医療療育センターが、求人情報サイト「マイナビ看護師」の記事掲載に向けた取材を受けました。

f:id:kyouryoukai:20180911092148j:plain

今回の取材は、職場の声を届ける「看護師の職場カルテ」ページに掲載されます。職場の声の代表として、上林公子理事長・上村センター長・現役看護師の原科さんがインタビューに答え、それぞれの立場から一宮医療療育センターの魅力を熱く語りました。

f:id:kyouryoukai:20180911091948j:plainf:id:kyouryoukai:20180911092217j:plainf:id:kyouryoukai:20180911091813j:plain

掲載は10月ごろを予定しております。ご期待ください!

第2回 乳がん患者のためのおしゃべり会「Anzu Ring」を開催しました

本日、一宮西病院にて、2回目となる乳がん患者のためのおしゃべり会「AnzuRing(あんずリング)」を開催しました。乳がんを経験された8名の方が参加されました。

f:id:kyouryoukai:20180906173619j:plain

f:id:kyouryoukai:20180906173335j:plain

今回もファシリテーターとして、乳腺外科の石黒医師、大久保医師、森美樹医師らもテーブルを囲み、参加者との談話を楽しみました。参加者の方々は治療時期も年齢もバラバラですが、会は終始和気あいあいとした雰囲気で進みました。『再発や転移への不安』や『気分転換の方法』などお互いの素直な気持ちや悩みを共有し、親睦を深められました。

f:id:kyouryoukai:20180906183734j:plain

f:id:kyouryoukai:20180906171335j:plain

このおしゃべり会は、「同じ病気を経験された方同士が不安や悩みを共有する場を創りたい」という想いで立ち上げられました。今後も、参加された方同士が“もっとつながり”“もっと元気に”なれる場を提供できるよう注力して参ります。
次回「AnzuRing」は秋ごろの開催を予定してます。

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について~」 第13回(平成30年8月30日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~心臓病について~」第13回(平成30年8月30日放送内容) 
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、菊地慶太医師(一宮西病院・ハートセンターセンター長) 

f:id:kyouryoukai:20180906084240j:plain

(小高)日本人の死因の第2位、たくさんの人がかかってしまう「心臓の病気」を中心に、健康と最新医療について専門の先生に教えていただくコーナーです。ゲストは一宮西病院のハートセンター・センター長で、心臓血管外科統括部長の菊地慶太先生です。よろしくお願いします。

(菊地)よろしくお願いします。

(小高)ここのところは「心臓弁膜症」についてお話を伺っております。色んな治療方法があって、先生は主に「低侵襲心臓手術」をやっていらっしゃるというお話も先週ありました。色んな治療方法がある中で、「低侵襲心臓手術」はどんな患者さんに有効なんでしょうか?

(菊地)はい、まずはやはり“仕事に早く復帰したい方”にはとても良い治療法だと思います。また、糖尿病の方は傷の治り具合があまり良くないんです。そういう方は胸を大きく開けた場合に骨にばい菌がついてしまう、とても怖い病気になることがあります。低侵襲手術ではそういうものも予防できます。我々外科医としては、できるだけ多くの患者さんにこういうような治療法を当てはめていきたいですが、ただ、どうしてもこの治療法が難しい方もいらっしゃいます。複雑な手術になる場合は胸の真ん中をしっかり開けたほうが安全ですし、心臓の機能が弱っているような方や心臓がものすごく大きい方には良い適応ではありません。

(小高)先生の中では、その対象の範囲をこれから広げていくことを考えているんですか?

(菊地)実は私は5年以上前からこの手術を行っていますので、割と多くの方にこの方法を提供できているんですけれど、この「低侵襲心臓手術」自体はまだまだこれから伸びていく分野だと思っています。ですから、若手の先生もベテランの先生もどんどんこれからこの方法をされていくのではないかと思います。

(小高)ここのところ菊地先生には心臓の病気について伺っておりますけれど、手術だけでなくて、お薬とか内科的な治療とか色んな方法があって、それぞれその患者さんに一番合った方法を総合的に判断するんですよね。その中で「低侵襲心臓手術」というのは非常に負担が軽くなる手術なのでできる方にはやっていく、と。

(菊地)やはり大切なことは、例えば『外科医だから手術!』というわけではなくて、患者さんにとってどの治療法一番いいのかというのを、我々ハートチームの内科医と外科医が色々相談して、組み合わせてベストな治療を探していく、というのがこれからの医療だと思います。僕も外科医ではありますが外科の手術にこだわっているというわけでは全く無いんです。内科的な治療法のとてもすばらしいところはたくさんありますので、その中の1つとして外科の手術があると考えています。ですから、多くの循環器・心臓病の中でうまく治療を当てはめていくことが皆さんにとって一番良い治療法を見つけることに繋がると思います。

(小高)その一番良い方法を見つけるためには、早めに診察を受けて早めに病名を確定しておかないと段々と選択肢は狭まっていきますよね。

(つボイ)なかなかね~病院に行くのがね~。

(菊地)そうなんです。皆さん「病院に行く」というのが怖いんですよね。本当は、何もしないのが一番怖いんですよ。色んな治療法が今はたくさんありますので、まずは病院・クリニック・医院などどこでもいいですからそのドアを叩いて、大丈夫かどうか検査をしてもらってください。その後いろいろな治療法を当てはめて、皆さんのなるべくご希望に沿った方法で、安全で確実な治療法を我々専門家が見つけていきます。一緒に相談して見つけていくのが今の治療法だと思いますので、怖がらないで病院にいらしてください。

(つボイ)放っておくほうが怖いし不安。

(菊地)その通りです。

(小高)ですから心臓がキューッとなったり息苦しいなと思ったりして、そんなにたいしたことないかも・・・と思ってもまずは1回病院で診てもらうことが大事!

(菊地)ぜひお願いします。

(小高)菊地先生には心臓病について色々とお話を伺ってきましたが、実はつボイさん、このシリーズは今日が最終回なんです。3ヶ月にわたってお話を伺ってまいりましたが、本当に早めの受診が大切だとよく分かりました。

(つボイ)先生のお話を聞いているだけで安心感があったので、これが終わっちゃうなんて寂しい気持ちなってきました。

(菊地)あっという間でした。

(小高)もっと聞きたいことがあったんですけど、本当にどうもありがとうございました。

(つボイ)ありがとうございました。

(菊地)ありがとうございました。

(小高)一宮西病院の菊地慶太先生でした。「健康のつボ~心臓病について~」でした。

f:id:kyouryoukai:20180517124437j:plain

◎関連記事はこちら

◎第1回の放送内容はこちら

◎第2回の放送内容はこちら

◎第3回の放送内容はこちら

◎第4回の放送内容はこちら

◎第5回の放送内容はこちら

◎第6回の放送内容はこちら

◎第7回の放送内容はこちら

◎第8回の放送内容はこちら

◎第9回の放送内容はこちら

◎第10回の放送内容はこちら

◎第11回の放送内容はこちら

◎第12回の放送内容はこちら

 

平成30年度・第2回リハビリテーション科研修会が開催されました

当法人リハビリテーション科では、年に数回、一宮木曽川文化会館のホールを使用し、外部から講師をお招きして、リハビリテーション科スタッフ全員を対象とした研修会を開催しております。本年度第2回目の研修会が、8/25(土)に開催されました。

f:id:kyouryoukai:20180904155649j:plain

今回は「脳卒中上肢機能の評価と治療/IVESの使用方法と臨床応用」をテーマに、脳卒中上肢機能について、全国各地でご講演・ご活躍されている宮坂裕之先生をお招きし、講演して頂きました。

f:id:kyouryoukai:20180904155708j:plain

講演では、上肢機能を電気治療機器のみならず、治療手技や患者様の状況に応じてアプローチ方法を検討していくコツなど、治療していく上で大切なことをわかりやすく説明して頂き、大変勉強になる時間を過ごさせていただいました。

今後もさまざまな講師の方をお招きし研修会を開催することで、リハビリテーション科スタッフの更なるスキルアップに取り組んで行きたいと考えています。

「一宮西病院・健康教養講座 in サンライズ」第2回開催のご案内

一宮市役所庁舎・11階展望レストラン「サンライズ」で、“喫茶しながら健康について学ぶ”という新たな医療講演「一宮西病院・健康教養講座 in サンライズ」、第2回開催のご案内です。

f:id:kyouryoukai:20180903151728j:plain

【開催概要】
■日時 : 平成30年9月28日(金)14時30分~15時30分*開場14時15分
■場所 : 一宮市役所庁舎11階・サンライズ*ご来場は公共交通機関をご利用ください
■テーマ : 「脳の病気ってどんな病気?」
■講師 : 宮嵜 章宏 (一宮西病院 診療部長・脳神経外科 部長)
■参加費 : お一人さま400円
*お飲み物 1杯(コーヒー・紅茶・りんごジュース・ぶどうジュースより選択)とお菓子付き
*講座当日、会場受付にてお支払いください
*本講座の参加費は全額寄付し、社会福祉事業や災害義援金等に役立てていただきます
■定員 : 先着50名さま *事前申込制
■お問合せ・お申込 : 一宮西病院「サンライズ教養講座事務局」
■電話番号 : 0586-48-0077
*受付時間 / 月~金 9時~17時(土日祝除く)
*申込締切 / 9月21日(金)17時まで
*参加される方のお名前(フルネーム)と当日ご希望されるお飲み物をお伝えください
*締切前でも定員に達し次第、受付を終了します
■主催:社会医療法人杏嶺会一宮西病院
■協力:サンライズ

f:id:kyouryoukai:20180831190441j:plain
◎前回の様子

喫茶を楽しみながらお喋りに花を咲かせる…という、地元一宮ならではの文化にも通じるこの講座が、地域の皆さんの健康への関心を高める一つのきっかけになってくれれば幸いです。ぜひご参加ください。