一宮西病院では2020年7月より、SCU(Stroke Care Unit:脳卒中集中治療室)を開設しました

一宮西病院では、2020年7月よりSCU(Stroke Care Unit:脳卒中集中治療室)を開設しました。SCUとは、脳卒中を発症して間もない患者さん、すなわち病態が不安定な患者さんに対して、効率的に初期治療を行う病棟です。神経内科医、脳神経外科医、看護師、理学療法士および作業療法士が、24時間体制で患者さんの治療にあたっております。

f:id:kyouryoukai:20200717144930j:plain

●SCUのメリット
脳卒中治療ガイドラインには、SCUで治療することにより、死亡率の減少、在院期間の短縮、自宅退院率の増加、長期的な日常生活能力と生活の質の改善…を図ることができると明記されています。

脳卒中とは
脳卒中とは、脳の血管の病気です。脳の血管が詰まって脳細胞が死んでしまう病気(脳梗塞)、脳の血管そのものが破裂して出血を起こす病気(脳出血くも膜下出血)があり、これらをまとめて脳卒中といいます。脳卒中は、がん、心臓病に次いで日本における死因の第3位であり、年間約30万人の方が発症しているといわれています。また寝たきりの原因の約3割を占めています。

脳梗塞に対する血管内治療
血管が詰まる脳梗塞では、血の固まり(血栓)を薬で溶かす点滴治療(血栓溶解療法)のほか、血管にカテーテルを通して血栓を除去する治療(血管内治療)を実施しています。

◎SCU(Stroke Care Unit:脳卒中集中治療室)はこちら SCU(Stroke Care Unit)~脳卒中集中治療室~ | 外科系 | 一宮西病院 | 社会医療法人 杏嶺会

脳神経外科はこちら 脳神経外科 | 外科系 | 一宮西病院 | 社会医療法人 杏嶺会

◎脳神経内科はこちら 脳神経内科 | 内科系 | 一宮西病院 | 社会医療法人 杏嶺会

脳梗塞の治療~~血栓回収療法~はこちら 脳梗塞の治療 ~血栓回収療法~ | 外科系 | 一宮西病院 | 社会医療法人 杏嶺会