CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第6回(令和2年7月8日放送内容)

CBCラジオ「健康のつボ~肺がんについて~」 第6回(令和2年7月8日放送内容)
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、竹下正文医師(一宮西病院呼吸器内科副部長)

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 (小高)水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~肺がんについて~』。日本人の死因第1位、がんの中でも死亡者数が一番多い肺がんについて、一宮西病院・呼吸器内科副部長の竹下正文(たけしたまさふみ)先生にお話を伺います。よろしくお願いします。

(つボイ)よろしくお願いいたします。

(竹下)よろしくお願いします。

(小高)初期は自覚症状がなくて、気づいたときには他の部位に転移していたりして、がんの中では死亡者数の一番多いと、ちょっと厄介な病気なんですが、最近は治療法も発達して、生存率も上がってきてます!ということでした。

(つボイ)実際はどのような状況なのでしょうか?

(竹下)皆さんは「がん」と聞くと、大腸がんとか、男性なら前立腺がんとか、女性なら乳がんなどを思い浮かべる方が多いかもしれません。肺がんの患者さんは全てのがんの中でおよそ3位と多く、年間でおよそ11万人が罹患しています。この数字は、日本全国で1時間に大体13人が肺がんになっていると思っていいぐらいの数字です。

(小高)は~。結構いらっしゃるってことですよね。これは増えているんでしょうか?

(竹下)そうですね。年々増加傾向にあります。

(小高)先生がおっしゃるように、がんの中では亡くなる方が非常に多いと。

(竹下)患者数はがんの中で第3位ですが、亡くなる方は全てのがんの中で1番多く、全てのがんの中でおよそ20%ぐらいを占めていると言われていまして、年間およそ7万5千人が肺がんで亡くなってるというのが現状です。

(つボイ)そうすると、1時間でいうと何人が亡くなっているんですか?

(竹下)1時間で日本全国で大体9人ぐらいが亡くなっているということになります。

(つボイ)ええ…。男女比はありますか?

(竹下)男性の方が大体2倍くらい多いです。

(つボイ)いやだいやだ。

(小高)ただ、治療法が発達してきているということでしたが、実際はどうですか?

(竹下)そうですね、手術や放射線治療だけではなくて、一番は薬物療法が進化してきていると言われております。かつては肺がん全体で5年生存率が20%未満でしたが、最近では30~40%ぐらいと上がってきております。

(小高)これは各ステージでいうとどれくらいの生存率になるんですか?

(竹下)肺がんのステージは1~4まであるんですけど、ステージ1はおよそ80%以上で、5人に1人は治ると言われています。ステージ2でも50%以上は治るといわれていますし、ステージ3も治療法が増えて徐々に上がってきてですね、大体25%ぐらいまで上がっています。ステージ4は個々複雑で薬が合う合わないとかで変わってくるんですけど、薬が合う方は20%以上の期待できるような症例もよくあります。

(つボイ)なるほど。ステージ1で80%というのは希望が持てました。やはり早く見てもらうということが大事ということですね。

(竹下)本当にその通りだと思います。やはり早期発見。

(小高)早期発見が大切ですね!ところで、予防法だとかはあるんでしょうか?

(竹下)肺がんに大きく影響があるのはやはり「タバコ」なんですよね。

(小高)あ~やっぱり影響力が大きいんですね。つボイさんはタバコを吸いますか?

(つボイ)吸わない。

(小高)じゃあちょっと安心ですよね。吸っているという方や、やめたけど長年吸っていた…という方は不安に思われているかもしれないので、「タバコ」が与える影響について次回はお話ししていただきます。先生、来週もよろしくお願いします。

(つボイ)お願いします。

(竹下)宜しくお願い致します。

(小高)はい。ありがとうございました。一宮西病院の竹下先生でした。新生活フロッピー『健康のつボ~肺がんについて~』でした。

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