CBCラジオ「健康のつボ~ひざ関節痛について~」 第7回(令和2年10月14日放送内容)
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、巽一郎医師(一宮西病院整形外科部長 兼 人工関節センター長)
(小高)水曜日のこのコーナーは『健康のつボ~ひざ関節痛について~』。多くの日本人が悩んでいるひざ関節の痛みについて、一宮西病院・整形外科部長兼、人工関節センター長の巽一郎(たつみいちろう)先生にお話を伺います。
ずっと巽先生にお話を伺っていますが、ひざ関節手術の前に3ヶ月ぐらい「まずはこれをやりましょう」という『保存療法』。一つ目は「体重を減らす」ということでした。そして二つ目は「正しい歩き方」ということでしたよね。
(つボイ)日本人は頭が身体の中心よりも前に出てる人が多いということを聞きましたね。
(小高)ハトやニワトリの歩き方って先生は言っていましたね。それでは首への負担が重くてそれがだんだん膝の痛みに繋がっていくそうなんですね。
(つボイ)ずんだ餅さんからもメッセージを頂いております。巽先生のお話をしっかり聞いております。頭を前に出す「にわとり歩き」は、自分もそうかもと思ってドキッとしました。そこで小高さんが言っていた正しい立ち方、つま先立ちを実践しております。そして安城のまさくんからもメッセージをいただいております。身にしみたというお話です。ウォーキングの途中でウィンドウに映った姿、誰あれ?あ!私!ということでね。
(小高)気を抜いたときに見る自分の姿勢の悪さ、びっくりする時ありますよね。
(つボイ)肩が前に出てて腕を大きく振ると、交差してしまいます。前を見て、胸を張って歩くようにします!と、みなさん先生のご意見から自分自身を見つめています。
(小高)他人事のようにリスナーさんのお手紙を読んでいるつボイさんですが、そんなつボイさん、はたして歩き方はどうなんでしょうか?つボイさんの歩き方を巽先生にチェックしていただきました。
(つボイ)意識しすぎると普段どおりの歩き方がわからなくなってね。
(小高)ぎこちない歩き方になってしまいました。さ!先生の判定はどうだったでしょうか?
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(小高)今つボイさん立ち上がりましてね、先生の方に歩き出しました。ちょっと意識して歩いてます。
(巽)足もと見んと、先のほう見て歩いて下さい。頭の位置は良いですね。
(小高)いつもそんな風に歩いていないと思うけど(笑)
(巽)むちゃ良いカッコですね!ちょっと良いですか?お腹さわって。
(小高)出てるでしょ?それは良いのか。
(巽)やっぱりちょっと出てますね。これは皮下脂肪ですね!
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(つボイ)ひざのお話から、皮下脂肪のお話にいきましたね。
(小高)つボイさんのお腹が出てるのは、腹筋が弱いっていうことでもあるんですね。
(つボイ)なるほど、正しい姿勢を保つにはある程度の腹筋も必要だぞということなんですね。
(小高)さあ、つボイさんの歩く姿勢は合格だったんですが、どの点で合格だったんですかね?引き続き巽先生です!
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(巽)つボイさんの良い点はね、歩くときに左右に揺れないんですよ。サポーターがしっかりしてない人は、片足で立った時に左右にくらくらって動くんですね。それはもうO脚になる入り口ですね。つボイさんは片足で立った時に、しっかり入ってるんですね、四頭筋の収縮が。膝に負担をかけない歩き方っていうのはやっぱりそういうのがまず一つですね。その次が頭の位置ですね。一歩一歩って歩くときに、頭がちゃんと一緒に骨盤と動いている。頭が先に行かない。ニワトリみたいになってない。
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(小高)つボイさんはニワトリ歩きになってなかったですって褒めてもらいました。が!私は気付きましたよ!つボイさんのいつもの歩き方を見ていただくべきでした。先生に見てもらったときは荷物持ってなかったでしょ?いつもつボイさん両手に重い荷物を持って歩いてます。あれを持って歩いているつボイさんの歩き方を見てもらうべきだった。
(つボイ)でも小高さんも、お腹が出ているとも言われなかったけど、そもそも歩き方を見てもらわなかった。
(小高)私、お腹、出てませんもん?さあ来週は!ひざ関節痛を取り除く方法その③をお聞きしていきます!『健康のつボ~ひざ関節痛について~』でした。
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