CBCラジオ「健康のつボ~頭痛について~」 第11回(令和6年9月11日放送内容)
CBCラジオ「健康のつボ~頭痛について~」 第11回(令和6年9月11日放送内容)
出演/つボイノリオさん(タレント)、小高直子さん(アナウンサー)、山口啓二医師(一宮西病院 副院長 脳神経内科部長)

(小高)毎週この時間は「健康のつボ~頭痛について」、怖い頭痛の見分け方、つらい頭痛の治し方について、一宮西病院 副院長 脳神経内科部長の山口敬二先生にうかがっています。
先週から片頭痛について教えてもらっております。
(つボイ)やっぱり私の周りでもね、悩んでいる人はいっぱいいるという感じがしますね。
(小高)よく聞きますもんね。本人にとって本当につらいこの片頭痛、治すことはできないんでしょうか。山口先生です。
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(山口)片頭痛の痛みは非常につらく、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。ある調査では、4人に3人が頭痛によって生活に支障を感じており、3人に1人は頭痛のために仕事を休んだ経験があるとされています。つまり、多くの人が片頭痛によって、普段の生活や仕事に影響を受けているのです。
(つボイ)どこが痛くても痛みの話は厄介ですもんね。それが頭というか、中枢のようなものが痛むときは、やっぱり支障が出てくるでしょうね。
(小高)そうね。しかもね、仕事を休まなければいけないほどになってくると、片頭痛はもう本人だけではなくて、職場とか家庭にも影響を与えるということになってきますもんね。
(山口)実は、片頭痛の厄介な点は、痛みがあるときだけではありません。痛みがないときでも、「また発作が起きるのではないか」という不安から、行事への参加を控えたり、家族とのコミュニケーションが減ってしまったりすることがあるんです。実際に、患者さんの約半数がこうした悩みを抱えていると言われています。
(つボイ)いつ起こるかわからないから構えちゃうわけですか!
(山口)はい。ですから、片頭痛は仕事だけでなく、家庭生活にも影響を及ぼします。つまり、家庭の「幸福度」にも関わってくる頭痛だといえるのではないかと思います。
(つボイ)幸せ度にも関わってくるんですね。
(小高)じゃあ片頭痛に対してはどんな対処をすればいいでしょうか?
(山口)多くの方が、「頭痛くらいで…」と我慢されたり、市販薬で何とかしのごうとされたりしていると思います。軽い頭痛であれば市販の薬でも効くことがありますが、ひどい片頭痛の痛みには効きにくいことが多いんです。そうなると、何度も薬を飲んだり、「今日は痛くなると困るから」と予防的に痛み止めを飲んだりして、知らず知らずのうちに使用頻度が増えていってしまいます。
(小高)一般の市販薬の説明書には、ちゃんと用法用量が書いてありますけど、やっぱりそれ以上にどんどん飲む回数とか間隔とかが過剰になっていくパターンが多いんですかね。